「Helltaker」作品の魅力を考察
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基本情報
作品概要
ストーリー
システム
ちなみに、悪魔娘のもとにたどり着いても油断は禁物。
選択肢を間違えると死んでしまいます。
ステージの最初からやり直しになりますが、
一度ルートがわかれば再現は簡単なので、
セリフを見るためには
あえて死んでみるのも手。
また、選択肢による死亡で
解放される実績も存在します。
本作の特徴1:1~2時間でサクっとクリア
全9ステージ+αの非常に短いゲームで、
1~2時間でクリア可能。
というのも、ゲームの難易度が
そこまで高くなく、
パズルが不得意な人でも苦戦しにくい。
また、メニューから「パズルスキップ」を
選択すると、ステージを飛ばすことも可能。
クリアが難しい場合でも、
エンディングはバッチリ見ることができます。
最終ステージのみスキップが選べませんが、
ステージに到達した時点でエピローグが解放されるので、
クリアできなくても問題なし。
キャラクターが見たいだけならば
まったくゲームしなくてもよいという、
かなり極まったキャラゲーっぷりです。
本作の特徴2:ヒントという名の寸劇
上述したように、このゲームは
まともに攻略しなくても
クリアできてしまいます。
そのため、真面目にヒントを出す必要もありません。
だって悪魔だし。そのあたりも世界観に合っています。
代わりに、ヒントは悪魔娘たちの
キャラが見える貴重な機会なので、
ぜひすべてのヒントを見ておきましょう。
序盤こそヒントらしい内容もありますが、
難易度が上がる後半に限ってヒントを出しません。
あまつさえ「スキップすればいい」と勧めてきます。
なんて悪魔的な提案・・・。
同人ゲーム制作者の多くが
「OP飛ばして欲しくないけど、
すぐ遊べるようにスキップ機能つけとこ。
本当は見て欲しいけど。」
と思いながらゲームを作っているというのに。
究極のユーザビリティを見た気がする。
キャラクターの感想
私はてっきり、
モリモリのキャラ設定が
クリエイターを魅了したのだと
予想していたのですが、
そんなことはありませんでした。
アートブックも確認しましたが、
そこまで詳細な設定などはなく、
キャラをつくるにあたっての
裏話的なエピソードが中心でした。
なのでシンプルに「キャラのかわいさ」がウケているようです。
一方で
「ちゃんとストーリーがあるんだろうな」
と思わせる部分もあります。
たとえば、上の画像の悪魔「ジャスティス」。
アートブックには
「ジャスティスのグローブはルシファーからの贈り物」
という一文が。これだけでも、
さまざまな設定・背景を感じさせます。
この悪魔は「めくら」なのですが、
「そもそもなぜ『めくら』なの?」
など、疑問は尽きません。
こうした目に見える「キャラのかわいさ」と、
目に見えない「キャラの背景」が、
二次創作で表現するのに最適な素材なのでしょう。
クリエイターはかわいいキャラを描きつつ、
キャラのもつ背景は自由に表現できます。
ただ、それにしても
ちょっと情報が少なすぎるので、
ゲーム中でもっとも掘り下げられている
「地獄CEOルシファー」が一番人気なのかな、という印象でした。
(個人的にはベルゼブブが好きなんですがファンアート無さすぎる)
そしてもうひとつ加えるとしたら、
「悪魔娘=露出」が定着していたところに
「スーツ」を合わせてきた制作者のフェチが勝因でしょうね。
ゲームの感想
ゲームとしては簡単。
といっても私、ステージ9のパズル
クリアできなかったんですが。
誰でも遊べる親切設計で、
難易度も低め
BGMもクセになります。
Steamをインストールして、
日本語化パッチをあてる方が何倍も面倒。
逆に、手間になるのはそこだけ。
キャラデザに魅力を感じる人、
ファンアートを見て興味をもった人は、
ぜひ実際に遊んでブームに乗っかってほしい。
これから排出される二次創作を楽しめた方が断然お得です!
3行でまとめ
ゲームは簡単、できなくてもスキップ可!
ヒントスキットを見逃すな
キャラデザが好みなら遊ぶ価値十分!
サークルリンク
※OP:「Apropos」のみアルバム「Tandem」内。
パズルは「Vitality」、
ジャッジメントは「Epitomize」、
EDは「Luminescent」
おまけ
アートブックの特典「パンケーキの作り方」日本語ver
Helltakerのパンケーキを作ったので……
ついでにレシピを翻訳してみたぞ!
おいしいので皆も作ろう!#Helltaker pic.twitter.com/AwTG7ZGTOS— つぼりん (@pot_x2) May 27, 2020