MUGEN(エロ)遊んでみた【後編】 ~構築済み作品の紹介~

これで面倒な導入はほぼ必要なし

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目次

前編の復習/後編の概要

最初に前編までの振り返りです。

(1)MUGENのエロキャラには「Rapist(犯す側)」と「Victim(犯される側)」がいて、両方を揃える必要があります。

(2)RapistとVictim両方を揃えたとしても、互換性がない場合はエロアニメーションが発生しない、または正常に処理されないことがあります。

(3)1,2を踏まえるとMUGENの導入って面倒くさいのことがわかり、構築済みがあるならそれを使えばいいのでは?と結論付けました。

そこで後編では、すでにキャラとステージが導入されているMUGENのダウンロードリンク、導入方法、カスタマイズについて解説します。

キャラ追加など、カスタマイズの詳細を知りたいという人は「Hentai Char MUGEN(以下、HCM)」と前編をご確認ください。

MUGEN Sailor Sex

「美少女戦士セーラームーン」の登場人物以外は全員Rapist属性持ちのMUGENです。

Rapist 54体、Victim 12体、35ステージが導入済み。

セーラー戦士はクオリティが高いキャラばかりなので、原作を知らなくても十分楽しめます。

互換性はよく取れている方ですが、モーションがまるで噛み合っていないキャラもいます。

一部スカトロ・グロ描写のあるRapistがいるので注意。

ダウンロードと導入

ダウンロードはこちら(外部サイト)。

Uploadedのリンクは死んでいるので、それ以外のリンクからpart1とpart2、両方をダウンロードしてください。

その後、part1を解凍すれば1つのフォルダとして展開されます。

The Queen og Fighters 2014

前編で紹介した「Hentai Char MUGEN(以下、HCM)」で公開されている「The Queen og Fighters 2011」と全く同じインターフェイスなのが、この2014です。

Rapist 11体、Victim 115体、47ステージが導入済み。

Rapistはやや少なめですが、その分キャラ同士の互換性は高め。

比較的安定してアニメーションを鑑賞できますが、キャラ選択画面でたびたび強制終了します。

ダウンロードと導入

ダウンロードはこちら(外部サイト)

まずすべてのファイルをダウンロードし、本体ファイルを展開します。

その後Char、Stageファイルを展開して中身を本体にコピペし、最後にUpadate Parchの中身をPart1から順に本体に上書きしていきます。

The Queen Of Fighters Millennium Mugen

こちらは女性キャラのみ240体、30ステージが導入済み。

Rapistや脱衣KOなどのエロ要素が一切ない代わりに、互換性を気にせず純粋に格闘ゲームとして遊べます。

ただ、MUGENではAIを積んでいないキャラはいくら難易度を上げても動きが悪いので、格闘ゲーム経験者には物足りないかもしれません。

ちなみに起動が少し重いです。

ダウンロードと導入

ダウンロードはこちら(外部サイト)

ダウンロードにはユーザー登録が必要です。

The Queen of Fighters Redux

今回紹介する中で唯一、M.U.G.E.N ver1.1で作られた作品。

ver1.0より画質が良く、ver1.1専用キャラも導入可能です。

20GBも容量を食いますが、Rapist 49体、Victim 212体、259ステージ導入済みという充実の内容。

ただ互換性が取れていないキャラの組み合わせが発生しやすく、エロアニメーションで「キャラの座標がずれる、消失する」「ループして終わらない」などのバグがよく起こります。

またスカトロ・グロ技持ちのRapistもいるので注意しましょう。

ダウンロードと導入

ダウンロードはこちら(外部サイト)

上記サイトからTorrentファイルをダウンロードします。

Torrentクライアントソフトを準備しましょう。

Torrentといえば違法DLのイメージが強いですが、MUGENのキャラやステージは基本的に無料で公開されているものばかりなので問題ない、はず。

一応こちらからもダウンロードできそうですが、中身は未確認です。

ちなみに私の環境では起動時に毎回エラーメッセージが表示されますが、問題なく動作しています。

注意点として、おそらく初回起動時は表示と画面枠が合っていない状態かと思います。

これはdateフォルダ内にあるmugen.cfgファイルを開き、「video」の項目下のwidth=1920、height=1080(上記画像、反転箇所)を書き換えれば解決します。

ひとまずwidth=640、height=480にしておけば間違いなさそうです。

私の場合は横幅に余裕があったので、width=1280、height=720にするとジャストサイズになりました。

キャラ追加について

上記4タイトルのキャラ追加ですが、「入れ替え」であれば基本的に可能でした。

ただし、入れ替えすぎるとゲーム性を損なうケースもあります。

例えば4つ目に紹介した「Redux」、追加キャラの画像はおろか、キャラ名すらキャラ選択画面で表示されません。

1、2体ならともかく、20、30と入れ替えると非常に殺風景なキャラ選択画面になってしまいます。

これを解決する方法は、残念ながら分かりませんでした。

おそらくSAEというツールを使用してキャラフォルダ内の.ssfファイルを弄れば良いのだと思います。

しかし具体的な解決方法を見つけ出せず、断念。

.ssfファイルを弄りだすとキャラ作成に片足を突っ込むことになるようで、初心者にはハードルが高そうです。

一応、各作品でキャラを入れ替える方法について解説しておきます。

Sailor Sex

右下に2キャラ足してます

HCMでダウンロードできるThe Queen of Fighters 2011と同じ手順でキャラの入れ替えが可能。

select.defファイルでキャラ名の代わりにBlank部分を上書きすれば、追加も簡単にできます。

The Queen of Fighters 2014

基本的にはHCMでダウンロードできるThe Queen of Fighters 2011と同じ手順で入れ替え可能。

Select230.defとSelect.920.defというファイルがありますが、Select.defファイルを書き換えるだけでひとまず問題なさそうです。

このインターフェイスではキャラ表示可能枠が128と決まっており、キャラ追加はできません。

ちなみに正しく導入できてるはずなのに正常に反映されないのであれば、ver1.1専用キャラの可能性があります。

Minotaurやセーラー戦士はver1.0で動作確認済みなので、導入方法に不安ある場合はこのあたりのキャラで試してみてください。

The Queen of Fighters Millennium Mugen

ランダムとランダムの間に追加されます

HCMでダウンロードできるThe Queen of Fighters 2011と同じ手順でキャラの入れ替えが可能。

Blank枠が22あり、その範囲内であればキャラ追加もできます。

The Queen of Fighters Redux

Charフォルダ内でRapistとVictimに分かれているので、適当な方へキャラデータを入れます。

Select.defファイルが異常に長いので、Ctrl+F(検索ショートカット)を上手く使いましょう。

記述方法が上記3作品と異なりますが、ほかのキャラの書き方を真似して書けばOK。
StageとSoundファイルは指定しなくても問題なさそうです。

ちなみにキャラ追加はempty部分を書き換えれば可能。

emptyがズラッと並んだところを2つ飛ばしで書き換えればうまく追加されます。

上記画像を参考にしてください。

しかし追加したキャラアイコンがセレクト画面の立ち絵やキャラ名に被ることになるので、やり過ぎは禁物。

後編のまとめ

「カスタマイズが面倒だ」という人も、これならすぐに遊べます。

またキャラデータやステージデータをまとめて入手できるのもメリット。
HCMでは配布されていないデータもあります。

しかしセレクト画面の画像処理やキャラ枠の増設となると、初心者には難しそうです。

MUGENを遊ぶにはカスタマイズできるだけの知識が必須であることを痛感しました。

感想:エロ目的ならほかのゲームで

前後編で色々試して感じたのは「MUGENをエロゲーとして遊ぶくらいならほかのエロゲーで遊ぶほうがいい」ということです。

確かに構築済みをダウンロードすればすぐ遊べますが、MUGENの面白さはその「高い拡張性」にあります。

つまり自分好みにカスタマイズして初めて、MUGENは真価を発揮したと言えるのです。

しかしカスタマイズには結局、MUGENに関する知識が必須。
初心者がすぐにどうこうできるものではありません。

どうもMUGENで遊ぶこと自体が「ゲーム制作」に近く、エロゲーマーが求める「すぐ使える」ものとはズレがあるようです。

格闘ゲーム形式でのエロによほどこだわりがあるなら別ですが、ほとんどの人にとっては完成された同人エロゲーをプレイする方が満足度は高いでしょう。

3行でまとめ

MUGENは構築済みのDLがおすすめ

でも結局カスタマイズできないと面白くない

エロ目的なら完成されたエロゲーで遊ぼう

リンク

The MUGEN ARCHIVE
MUGENのあらゆるデータが入手できるサイト。エロに関するデータは激減したようですが、それでもMUGENにおいてはかなりメジャーなサイトのようです。
(なぜかリンク貼れないので、検索して飛んでください)

Hentai Char Mugen(HCM)
MUGENのR18データだけが集められるサイト。歴史が浅いためデータ量は少ないですが、必要なものがすべて揃っており、初心者にピッタリ。

無限高校
MUGENについて解説している日本のサイトです。MUGENを本格的にカスタマイズするつもりなら役立つでしょう。姉妹サイトに無限中学校があります。

AK1 M.U.G.E.N COMMUNITY
MUGENに関する情報が交わされるコミュニティサイトです。同様のサイトはほかにもあります。

ULMF
こちらは登録制の掲示板で、2014のダウンロードリンクはここのMUGENスレッドを参照しました。ほかにも有益なリンクがいくつも貼られています。

「MUGEN(エロ)遊んでみた【後編】 ~構築済み作品の紹介~」への6件のフィードバック

  1. rudexをダウンロードして起動したらフルスクリーンのサイズが大きすぎて見切れてしまっているのですが画面のサイズ変更ってどこで出来るんですかね?

  2. 2014の方をダウンロードしてみました

    キャラの追加はMUGENアーカイブで大丈夫でしょうか?
    司波深雪を入れたいです

    操作方法も載せてくれて助かりました

    1. 出回ってるキャラデータは改造されていない限り、どこでダウンロードしても同じだと思います。
      なのでアーカイブでいいでしょう。
      司波深雪は見たところエロには対応していない真っ当な格ゲーキャラなので、
      Hentaiキャラと戦わせてもエロシーンは再生されないものと思われます。

      それでも構わないのであれば2014や(対応していれば)Reduxに入れてもOKです。
      ただ、普通のキャラで遊ぶならMilleniumが一番安定な気がします。

  3. やはり手間がかかったり難しいんですね

    格ゲーで使ってたキャラとかが負けてそのまま犯されるというのは初めて見た時は衝撃ですごい興奮したんですけどね

    1. 構築済みはすぐ遊べるのでかなりマシです。
      それでも最近のエロゲのクオリティを見ていると、
      格ゲーブーム世代ですらプレイに値するかどうかは結構微妙でしょうね。

      あと私の場合はそこから「改善しよう」という欲が出てしまうのがよくありませんでした。

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