エロ抜きでプレイングの解説
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概要
「ビギナー」「ミドル」「エキスパート」とプレイして3周クリアしました。
やはりエキスパートモードが一番面白いと感じたので、これからプレイする人が「エキスパートで遊べる」ことを目標にした遊び方を解説していきます。
結論としては、私と同じように「ビギナー」から順にステップアップすると一番遊びやすいと感じました。
ただし、「ミドル+イージーモード」からのスタートもアリです。
ここでは実体験にもとづいて「1週目:ビギナー」「2周目:ミドル」「3周目:エキスパート」の流れで、各モードでマスターしたいポイントをお伝えします。
<注意点>
ちなみに、攻略情報やシステムについてはほとんど解説していません。
操作はマニュアルを読む方が早いですし、攻略はWikiでも十分です。
ゲームの感想やエロについては下記の記事を参照してください。
エキスパートモードの魅力
本作はエンディングで後日談がランダムに展開されます。
エキスパートモードでは「派閥長」が登場するため、展開がより具体的かつドラマチックになります。
ほかのモードより時間がかかる分、クリア後の「ご褒美」もしっかりしている点は嬉しいポイントです。
こうした「エキスパートモードの面白さ」を感じるまで遊んでほしいので、エキスパートで遊ぶまでの流れを順に解説していきます。
各モードの違い
最初に「ビギナー」「ミドル」「エキスパート」モードの違いについて簡単に説明します。
各モードの違いは、以下の通りです。
「ビギナー」では多くの要素がカットされている点に注目。
この「モード間の違い」は大きく、【ビギナー⇔ミドル間』【ミドル⇔エキスパート間』でプレイ内容がかなり変化します。
ただでさえ複雑なシステムのゲームですから、まずは「ビギナー」から順にプレイするのが妥当でしょう。
しかし、本作はドラマイベントが発生する「ミドル」がデフォルト。
「ビギナー」ではドラマイベントが発生しないので、本作の醍醐味を楽しめません。
また、「ビギナー」から始めることで、逆に「ミドル」の追加要素に戸惑う可能性もあります。
「ビギナー」「ミドル」どちらからスタートするのも一長一短なので、以降の説明を読み、選んでください。
1周目:ビギナー+イージーモード
クリア時間の目安:5時間前後
1周目は「ビギナー+イージーモード」がおすすめ。
ビギナーをおすすめする最大の理由は「ドラマイベントが発生しない」からです。
ドラマイベントは「史実」ともよばれ、各勢力ごとに特色のある出来事が発生します。
本作の魅力のひとつである「史実」ですが、プレイヤーにとってマイナスとなるイベントも多いです。
とくにシナリオ「SC70:敵は一族の内にあり」では史実に内部分裂を含む勢力がいくつかあり、せっかく拡大した領土を途中で失う可能性が高いです。
強制的に人材と領土を失うため、手探り状態で進めてきたプレイヤーが挫折する原因になりかねません。
そこで、ドラマイベントが発生しない「ビギナー」で、まずはゲームの流れを理解することに集中しましょう。
【ビギナーモードの目的】
ビギナーモードで覚えるべき操作は「人事」と「艦隊戦」だけです。
本作の基本ですので、この2つができればビギナーモードを遊ぶ目的は達成です。
<人事>
マニュアルに沿ってプレイし、「任命方法」や「各役職の働き」などを把握しましょう。
イージーモードの場合、任命さえしておけば雑な人事でも問題ありません。
クリアまでに「人事システム」と「人材がいかに重要か」を理解できればOKです。
まず、艦隊戦の適性が高い人材を艦隊指揮官に任命します。
「艦隊攻撃」「艦隊防御」の合計が150以上ある人材は艦隊戦で強いキャラです。
合計130前後でも十分な適性といえます。
合計が100前後となると、かなり微妙。
「艦隊攻撃」「艦隊防御」いずれかが70以上あるか、階級が「分5位」以上あれば戦力として期待できます。
どちらも満たさないなら、ひとまず役職行きです。
ちなみに階級は艦隊指揮数に影響します。
HPと攻撃力みたいなものなので、階級が高いだけでも有利です。
艦隊数は、防衛の観点から「敵領地と隣接する惑星の数」以上あれば十分でしょう。
以下の画像のような状態が理想。この場合は3艦隊あればOK。
自惑星上の艦隊は補給を受けられるため、1艦隊でもかなり耐えられます。
イージーモードで敵が攻めてくることは少ないですが、まずは守りを優先しましょう。
艦隊適性が高い人材以外に役職を任せます。
役職は基本的に「知力」の高さでパフォーマンスが左右されるので、重要な役職には知力が高い人材を優先的に割り当てましょう。
ビギナーモードでは「人事」「経済」の優先度が高いです。
ミドル以上では「技術」も優先すべき役職となります。
逆に「防衛」「補給」は頭数がいればなんとかなる印象です。
ちなみに、知力が高く艦隊適性も高い人材がまれにいます。
知力が高いと「奇策:同士討ち」などの効果を受けづらくなるメリットがあるため、ひとまず艦隊へ配置しましょう。
最後に艦隊を編成し、出来上がりを見ましょう。
「艦隊数に対して補給担当が少ない」「戦力が不安」など、必要であれば再異動し、バランスを整えます。
「艦隊適性が微妙な人材」か「艦隊適性と知力が高い人材」を動かすことになるでしょう。
<艦隊戦>
こちらもマニュアルに沿って「艦種の編成」「戦闘時の操作」「惑星の侵略方法」などを理解します。
カットされている要素もありますが、基本的な侵略方法はほかのモードと同じです。
ビギナーで戦えればミドル以上でも通用するので、できるだけ色々試しておきましょう。
とくに「艦種の特性」はビギナーの内に把握しておきたいです。
【シナリオと勢力】
「シナリオ:SC80」以降は惑星が増えてマップが拡大されるので、クリアに時間がかかります。
戦闘経験は積めますが、「ビギナー+イージーモード」の戦闘はほかのモードより単調になりやすいのでおすすめしません。
マップが小さい「シナリオ:SC70」がおすすめです。
勢力はどこでも問題ないです。
手早く済ませたいなら「アスラン」、こだわりがなければ「ツウガイ」がよいでしょう。
【まとめ】
ビギナーモードを1回クリアすれば、目的である「人事」と「艦隊戦」の理解には十分です。
醍醐味である「ドラマイベント」も発生しないため、早めにミドルモードに移りましょう。
2周目:ミドルモード
クリア時間の目安:5~20時間
人事システムと艦隊戦の基本を理解できたら、ミドルモードも問題なくプレイできます。
ミドルモードでは「イベントに慣れること」と「システムを使いこなすこと」を目的にしましょう。
【イベント】
エキスパートでは史実以外にも様々な汎用イベントが起こるので、不測の事態を受け入れ楽しむ度量が必要となります。
ミドルモードで不利なイベント発生にも慣れておきましょう。
【システムを使いこなす】
イベントで不利な状況に立たされたら、巻き返すための戦略が必要です。
そのためにはゲームシステムの理解が重要となります。
ミドルから追加されるコマンド無くしてエキスパートの攻略は不可能なので、どんどん使って慣れましょう。
<技術>
艦隊や陸戦部隊、要塞の性能を強化します。
中盤以降は「技術を上げてきたかどうか」が戦力差としてモロに表れます。
リリースしないと強化が反映されないので注意。
<海賊>
戦場に見慣れない艦隊が登場したら、それが海賊です。
非常に優れた性能の艦隊で、終盤まで強大な戦力となり得ます。
海賊の利用方法、対処方法を把握しておきましょう。
<奇策>
アイテムや「修行」で習得できる、戦闘中に使える特殊コマンドです。
プレイヤーが適切に使うことで戦況を有利に運べるので、人材に余裕が出てきたら積極的に修行に出し、奇策を使っていきましょう。
動画は「奇策:分裂波動」。
対象HEX内の艦隊すべてにダメージを与えます。
<○○担当呼出>
「人事」「惑星」タブから、各担当へ詳細な指示が出せます。
エキスパートでは細かな指示が必要となるので、ミドルから使い慣れておくと便利です。
ちなみに、呼出コマンド自体はビギナーでもできます。
<引抜>
「惑星」→「諜報呼出」から選べます。
私は使いませんでしたが、弱小勢力でクリアを目指す場合は必須といわれるほど重要なコマンドです。
敵も使ってくるので、存在は知っておきましょう。
以上のコマンドはエキスパートではとくに重要性が増すので、ミドルで使い方をマスターできるとベストです。
【シナリオと勢力】
どのシナリオと勢力を選んでも問題なくクリアを狙えます。
ビギナーで選んだ勢力とまったく同じ勢力で遊んでみると、登場人物の性格が知れて面白いでしょう。
ただし、「シナリオ:SC70 × 勢力:ツウガイ」の組み合わせは難易度が高く、おすすめしません。
また、あまりにも国力が小さい勢力は立ち上がりに失敗するリスクが大きいです。
ひとまず惑星が2つ以上ある勢力から始めましょう。
【初見でミドルモードを遊ぶ】
「ビギナー+イージーモード」ではなく「ミドル+イージーモード」で始める方法もおすすめ。
ミドル+イージーモードは未経験ですが、イージーモードでは敵の動きがかなり緩慢になる印象があります。
それなりに大きな勢力を選んでおけば、初心者でもそれほど苦労しないかもしれません。
覚えることは増えるものの、初見から本作の面白さを存分に味わえます。
【まとめ】
ビギナーにくらべると一気にコマンドが増え、戦略性が広がります。
エキスパート挑戦前に万全を期すのであれば、ミドルで2回はクリアしてシステムをマスターするとよいです。
また、史実が起こる年数や内容を知っておくほどエキスパートで有利に働きます。
3周目:エキスパートモード
クリア時間の目安:10~30時間
ミドルモードでクリアできれば、いよいよエキスパートモードに挑戦してみましょう。
エキスパートモードはとにかく「クリアすること」が目的です。
どの勢力も序盤~中盤は苦しいですが、乗り切る過程が非常に楽しい難易度でもあります。
エキスパートモードでは「世論」と「派閥」システムが登場。
よりリアリティのある国家運営も面白いところです。
<世論>
「世論が『好戦』なのに侵略行動を取っていない」など、世論と合わない行動を取ると暴動が発生するようになります。
暴動が起こると民忠が下がり惑星からの税収が減るほか、最悪の場合は惑星が支配から外れ独立してしまいます。
CPUが意図的にこちらの世論を操作し民忠を下げてくるため、かなり厄介なシステムです。
CPUも世論の影響を受けるので、こちらも相手国の世論を操作することを覚えましょう。
<派閥>
階級の高い将校が自分の派閥を持つようになります。
派閥が拡大すると何もしていないのに忠誠が下がり始め、やがて派閥メンバーを率いて独立します。
アイテム「一族の証」がないうちは対処が難しいです。
なるべく派閥長を刺激しないようにして、場合によっては処断も考えましょう。
<まとめ>
エキスパートでは管理が必要な項目が一気に増え、操作がかなり煩雑になります。
とくに序盤の難易度が跳ね上がり、根気強いプレイが必要です。
世論や派閥の影響を受けるのはCPUも同じなので、自分ばかりが振り回されないようにしましょう。
まとめ:とにかく一度クリアしてほしい
エキスパートは難しいだけでなく面倒なモードなので、普通に遊ぶだけならミドルモードで十分です。
しかし、エキスパートは「用意されたシステムをフルで遊べるモード」でもあります。
作品のもつ性能すべてを引き出してクリアにこぎ着けたときの達成感は何ともいえない良いものです。
一方で非常に面倒くさいゲームモードであることも事実。
「正直向いてない」という人もいるはずです。
ただ、できれば一度はクリアして、そのうえでエキスパートで遊ぶかミドルで遊ぶか考えてほしいと思います。
【備考:パワーアップキット】
今回の記事はパワーアップキットを適用しない場合の内容です。
パワーアップキットを適用すると女性キャラが増えるほか、マップも変わります。
一部システムも変更されるなど、難易度への影響は大きそうです。
パワーアップキットを使用した場合の感想は気が向いたら書きます。
ちなみに、パワーアップキットをインストールすると前のバージョンでのセーブデータは使用できません。
パワーアップキットの購入を検討しているのであれば、早めに導入してしまいましょう。