戦闘エロ特化で使いやすくなったボイス重視ゲーム
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目次
基本情報
ゲームの概要
「ドミネートプラン」はサークル「破顔研」の3作目となる作品。
過去作とはコンセプトが異なり、遊びやすくなった反面ゲーム性は薄くなりました。
しかしサークルの特色である「ボイス」をエロに振り切っており、抜きゲーとして順当に強化された形です。
システム
「新装備のデータ収集のため、単身でとにかく怪物と戦いまくるミッションを遂行する」というストーリー。
ただしストーリー性は薄く、冒頭とゲームクリア時に短い会話がある程度で、登場人物も2名だけです。
操作はマウスのみ。フルスクリーンはAlt + Enter。
RPGに分類されていますが、システムは「敵を倒して稼いだポイントで武装を強化し、より強い敵を倒す」というもので、実際にはシミュレーションゲームに近いです。
敵を倒すほど「撃破ポイント」(上記画像左上、左側の数値)を獲得し、これが10万ポイントに達するとクリアです。
撃破ポイントのとなりの数値は「開発ポイント」で、こちらも敵を倒すと獲得でき、ステータス強化や様々な要素の解放に使います。
戦闘はオートで、画面上の敵を全滅させるまでが1フェーズです。
ヒロインは1度に攻撃できる回数が決まっていて、攻撃回数を使いきると敵のターンとなり、攻撃を受けます。
15フェーズを耐えきると強制終了となり、獲得ポイントにボーナスがつくので積極的に狙いましょう。
何回目の攻撃にどの武器を使用するかは戦闘前に設定でき、武器によって威力と攻撃範囲が変化します。
画面の見方は以下の通り。
①汚染ゲージ、エネルギーゲージ
上の紫色が汚染ゲージ。最大状態で攻撃を受けると絶頂し、追加で敵の攻撃を3回、確定で受けてしまいます。
緑のゲージはエネルギーで、攻撃を受けると減少。0になるとポイントを獲得できません。
②撃破ボーナス
敵撃破時にランダムで付与されます。効果は1フェーズ中のみ。
Aのアイコンは攻撃ボーナスで、数値と同じだけ攻撃力がアップ。
Pのアイコンはポイントボーナスで、敵撃破時に獲得する開発ポイントがアップします。
③戦闘状況
ヒット数はフェーズを持ち越してカウント。50ヒットごとにリセットされると同時に敵全体へ威力30の攻撃を繰り出します。
フェーズは最大100までの間で開始フェーズを選択でき、数値が大きくなるほど難易度が上がります。
④特殊攻撃ゲージ
敵の攻撃を受けるか1フェーズを終わらせるごとに溜まります。100の状態で攻撃を受けると敵の攻撃が特殊攻撃に変化し、ゲージはリセットされます。
⑤システム
エロシーンを鑑賞したい場合「見送る」を押すと一切の攻撃を止めます。
反対に見たくない場合は「速度」を上げてエロシーンの再生速度を早くしましょう。
「終了」ボタンはいわゆる「退却」で、攻略を途中で終了します。エネルギーが残っていればポイントも獲得できます。
エロシーン
本作のエロシーンはすべて戦闘エロとなっており、ゲームオーバーによる敗北エロやイベントシーンはありません。
戦闘エロは敵1種につき通常攻撃4パターン+特殊攻撃、汚染攻撃が各1種ずつ。
敵は全12種類のため、攻撃パターンは全72種となります。
通常攻撃は敵の種類によって最大5枠まで同時発生します。
対して汚染攻撃は「経過ターン数」、特殊攻撃は「専用ゲージ上昇」でそれぞれ追加発生し、画像のように大きい1枠表示となります。
戦闘画面左上のアイコンは、上から「口」「胸」「性器」「尻」の汚染度と性感を示しています。
性感は%と色で表示され、攻撃を受けると性感が高まってピンク色になり、それに応じてボイスも変化する仕様です。
汚染度は一定値に達するごとに身体情報が更新されるほか、一部のボイス条件に関わってきます。
汚染度が上がってもデメリットはないので、攻撃を受けまくっても問題ナシ。
ちなみに過去2作と異なり、本作には殴打などのリョナ描写は含まれていません。
感想:すぐ使える、いつでも使える
ゲームシステムにやや独自性があるものの全体的な難易度は低く、複雑なフラグや面倒な操作も一切なし。
自由にエロシーンを見るにはある程度ポイントが必要ではありますが、購入してすぐに使える点が魅力と言えます。
またエロにストーリー性がないため、時間を空けてプレイしたときに「どんなシーンだっけ」なんてなることもありません。
「気分で起動し、満足したら終わる」という感じでいつでも便利に使える作品です。
実用性については「ボイスで興奮するかどうか」がポイント。
汚染度や性感の状態によってダメージボイスが細かく変化するこだわりで飽きさせません。
短い喘ぎボイスを好む人には非常に刺さるでしょう。
簡易ながらもアニメーション描写のあるシーンが多く、過去作に比べると視覚的な楽しみもできるようになりました。
一方で気になった点が3つ。
まずヒロインのキャラの薄さ。
ストーリーがほぼ存在せず、ボイスの付いたセリフもないためヒロインの人物像が掘り下げられず、感情移入が難しいです。
もう一つは敗北エロがないこと。
体力が尽きても何事もなかったようにブリーフィング画面に戻るので、陵辱感や屈服感といったものが不足気味です。
最後は過去作との比較になってしまいますが、収録ボイスの違いについて。
過去作は「ダメージボイス」をウリにしており、エロに加えてリョナボイスが含まれていました。
しかし本作は「敵の攻撃=すべてエロ」なので、エロボイスしか収録されていません。
ここを勘違いすると「期待した内容と違う」なんてことになるので注意。
しかしこれらマイナス面は「実用性」、特に使いやすさを優先した結果。
ハンズフリーで戦闘エロを楽しめるオート戦闘や、リョナを除外したエロボイス特化はその最たる例でしょう。
感情移入については、上記画像のようなキャラクタープロフィールがCi-enで公開されているので、そちらを確認するといくらか補えます。
ボイス聞き比べだけを見て「エロい」と思える人は感情移入しなくても使えるということなので、購入を検討する価値アリです。
リンク
ダウンロード | 制作者 | その他 |
DLsite | Ci-en | |
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攻略
攻略が必要なゲームではありませんが、開発ポイント(以下、ポイント)稼ぎに役立ちそうな情報をまとめます。
大量のポイントをまとめて稼ぐなら、できるだけ早く2万ポイントを貯めて「攻撃セットの開放」を取得しましょう。
攻撃回数が5回⇒10回に増えるので高難易度のフェーズで大量撃破が可能になり、稼ぎが増えます。
「強化ポイントの増加」は体感できる効果が徐々に薄れたので、余裕が出たら取得する程度で十分です。
武器は拡散弾が強く、ほとんどの敵をノーダメージで攻略できます。
ただし攻撃回数5回のうちは弱いので、それまでは通常弾の強化で十分。
稼ぐ相手は、的が大きくHPも低い「スライム」が適しています。
強い敵はHPが増えて倒しづらいので、弱い敵を高レベルのフェーズで大量に倒す方が簡単で稼ぎやすいです。
上述のようにすると、最低限の「武器」「耐久」「敵」の解放でポイントを稼ぐ体制が整うので、ムダなポイント消費を省けます。
ちなみに耐久シミュレータ(いわゆる回想部屋)とすべての敵の解放に必要なポイントの合計は33600です。
2万ポイントあれば敵10種と耐久シミュレータを解放できるので、攻撃セットとどっちを優先するかはお好みで。