本家同様、「冒険の楽しさ」も味わえる作品
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基本情報
作品概要
「Pokemon Ecchi Version」は、「ポケットモンスター」シリーズそのままの世界観にオリジナルキャラとエロシーンを盛り込んだ作品です。
開発段階のため未実装部分も多いですが、半分以上のジムリーダーは実装済みされており、すでにかなりのボリューム。
エロさは純粋なエロゲーには劣るものの、エロゲーらしさを活かした、これまでにないポケモンワールドが堪能できます。
ストーリー
ヒロインの父・イワンはジョウト地方(金・銀の舞台)、チョウジタウンで家族と暮らしていた。
しかしある日、イワンの師であり、イワンの出身地「ミダラ地方」でこおりタイプジムリーダーを務めていたグスタフが死去する。
空席を埋めるべく、急きょ新たなジムリーダーとして着任するよう指令を受けたイワンは、家族を連れてミダラ地方へと移り住むことになった。
イワンの子どもで次男のマーティンはミダラ地方に興味を示さなかったが、長女のアリーは「パートナーのヒノアラシとともにミダラ地方を見てみたい」という想いを抑えきれず、旅立つ。
「考える前に行動する」性格は、時に彼女をトラブルへと巻き込む。
はたして父・イワンの生まれ故郷は、彼女にどんな試練を課すのだろうか・・・。
【ミダラ地方】
シンオウ地方(ダイヤモンド・パールの舞台)北端から海路または空路でアクセスできる大陸があり、その南半分が「ミダラ地方」です。
ミダラ地方への入植と開発は200年前に始まったばかりで、人里離れた手つかずの荒れ地が多くを占めます。
また理由は不明ですが、ミダラ地方のポケモンはほかの地域よりも人間に対してずっと攻撃的です。
この地域にも、法的執行機関がないことを利用した悪質なトレーナーや組織が存在します。
操作方法
C or Enter:決定
X or Esc:キャンセル
Z:ミニゲームなどで使用
Shift:ダッシュ/歩き 切り替え
Ctrl:「煽情」コマンド
F5:道具のショートカットキー
F12:リセット
全画面(不完全):Win+Alt+Enter
システム
基本的なシステムはポケモンシリーズと同一のため、ここでは本作固有のシステムのみを解説します。
【アルバイト】
ポケモンセンターでは、街ごとに固有のアルバイトを受けられます(未実装の街もあります)。
本作のエロシーンは基本的に「敗北エロ」であるにも関わらず、負けたらお金を失います。
このシステムに対する救済措置がアルバイトです。
アルバイトは何度でも受けられるため、お金には困らないでしょう。
【煽情】
Ctrlキーを押しながら男性NPCに話しかけると、相手を性的に挑発。
成功すればアイテムを入手できます。
もらえるアイテムは大したものではありませんが、テンポが悪くなる以外のデメリットは無く、序盤は積極的に使うとお得です。
【脱衣】
ポケモンセンターなどの施設には更衣室やクローゼットが設置されており、衣服の着脱が可能です。
また、戦闘に負けると強制的に脱衣状態になります。
脱衣状態だと一部NPCの会話内容が変わるほか、特定のNPCからセクハラされることがあります。
エロ要素
おもなエロシーンは2種類。
ポケモンバトルの勝敗で発生する「汎用エロ」と、特定のシチュエーションで起こる「イベントシーン」です。
そのほか、ドットアニメやカットインもあります。
【汎用エロ】
汎用エロはバトルの結果次第で発生。
後背位のみですが、簡単なアニメーション付きで再生されます。
一部のポケモン、トレーナーのイラストは未実装です。
<勝利時>
女性トレーナーに勝利すると「ヒロインで犯す」または「ポケモンで犯す」の両方を選べます。
ただし、犯せるのはオスのポケモンのみです。
<敗北時>
男性トレーナーや一部の女性トレーナー、野生のポケモンに敗北した場合もエロシーンが発生します。
トレーナー戦は「逃げる」を選択すればすぐに負けることが可能です。
【イベント】
イベント中のバトルに敗北すると、汎用エロとは異なるシーンが発生します。
また、選択肢や特定の行動によってエロシーンが発生するイベントも。
【その他】
<ドットアニメ>
オスのポケモンはメニューからエッチが可能で、ドット絵のエロシーンが再生されます。
ただし、アニメーションが実装済みのポケモンに限られるようです。
そのほか、ジムリーダーなど一部のトレーナー戦ではバトル後にドットアニメが再生されます。
<セクハラ>
脱衣状態で特定NPCの前を通過するとセクハラを受け、カットインによる簡易アニメーションが再生されます。
魅力1:再現度の高さ
ゲームシステムやグラフィック、BGMから効果音に至るまで、作品全体にわたり再現度が非常に高いです。
エロシーン以外はどこをとっても「本家そのまま」といえるレベルで、ゲーム性の面白さは改めて語る必要がないほど。
一部わざエフェクトが不完全ではあるものの、プレイするほどに違和感を忘れる内容です。
以下、5番目のジム内での移動とバトル。
BGMや鳴き声、効果音の再現具合がよくわかる一方、わざエフェクトは十分に表現できているとはいえません。
加えて、一部の効果音はRPGツクール由来であることにも気づけるでしょう。
魅力2:冒険の楽しさを味わえる
ポケモンシリーズの面白さといえば「冒険」を体感できること。
はじめて見るポケモンやキャラクター、マップやギミックが楽しくてゲームを進めるのではないでしょうか。
その点、本作は歴代シリーズのオマージュはあるものの、登場人物、設定、マップなどは基本的にオリジナル。
ギミックでも、脱衣をはじめとした「エロ」が目新しさ満点です。
こうしたオリジナリティが新たな世界観を生み出すことに成功しており、本家さながらにポケモンワールドを楽しめるでしょう。
感想:本家にも劣らない完成度
ゲームシステムの再現度が非常に高く、操作性、進め方、バトルすべてがポケモンシリーズそのもの。
それでいて既存の人気キャラに頼らず、オリジナルキャラのみで勝負しているところに作者のポケモンに対するこだわりを感じます。
バトルもしっかり楽しめるレベルに作られており、まるで新作のような感覚で遊べるでしょう。
そこにエロ要素が加わり、これまでにない作品に仕上がっています。
とくに「温泉ジム」で本当に脱いで戦うのはエロゲーならでは。
3番目のジムなので、ここまでは是非プレイしてみてほしいです。
【気になる点】
気になったのは3点。
<1>汎用エロがワンパターン
汎用エロCGはすべてのポケモンで適用できるように予定されている都合で、「後背位のみ」とワンパターンなのが少し残念。
しかしそのおかげで豊富な種類のポケモンが登場できているので、ゲーム性を重視すれば仕方のない点でしょう。
ちなみに、20年11月のバージョンで96種類のポケモンが実装されています。
<2>実用性が低め
イラストの「エロさ」だけなら他のエロRPGには及びません。
敗北エロが中心なので、シチュエーションもやや偏りが見られます。
「エロもあるポケモン」くらいに考えるとちょうどよいかもしれません。
<3>正規ルートがわかりづらい
攻略ルートの自由度が高く、適切なフローチャートがわかりにくいです。
攻略情報もほとんど掲載されていません。
序盤の進め方と一部イベントに関しては、以下の動画が参考になります。
2019年のバージョンなので少し古く、無駄なシーンも多いですが、ゲームの流れを知るのに役立ちます。
ちなみに、スタート画面はリアルタイムの季節によって変化するようです。
動画はハロウィン仕様。
【総括】
未実装のコンテンツも多く、エロさでは物足りない部分がある一方、ゲーム性は本家と遜色なく遊べます。
「ミダラ地方」やオリジナルキャラの独自性も面白く、冒険の楽しさは十二分に味わえるでしょう。
エロゲーというより、純粋にポケモンとして遊ぶほうが楽しめると感じました。
3行でまとめ
本家を忠実に再現しており、ゲーム性が高い
オリジナリティもあり、純粋に冒険を楽しめる
エロシーンは未実装も見られ、実用性は弱い
リンク
攻略
重要度が高そうな情報を記載しておきます。
かなり抜けがあるので、参考程度に。
ちなみに本作では「ひでんわざ」の使用にジムバッジを必要としません。
「なみのり」「そらをとぶ」は早めに入手しておきましょう。
【Aster Town】
西の民家でもらえる「しあわせタマゴ」は、持たせると取得経験が増えます。
◆ジムバッジ(1つめ)
◆しあわせタマゴ
【Ashwood City】
◆ジムバッジ(2つめ)
◆いあいぎり
【Cliffshore City】
重要な施設・アイテムが多いため早めに訪れましょう。
ちなみにジムリーダーは全裸で話しかければバッジをくれるので、無理に戦う必要はありません。
◆ジムバッジ(4つめ。要:なみのり)
◆フラッシュ
◆自転車
◆化石の復元施設
◆なみのり
◆デパート
【Clover Town】
◆温泉
温泉にいるジムリーダーとの会話がイベントなどのフラグになっている可能性もあるので、回収をおすすめします。
【Marigold City】
「Limestone Cave」から、フラッシュが不要なルートを通ります。
「Vs.seeker」を使用するとエリア内のトレーナーと再戦可能になるため、レベリングがはかどるようになります。
◆ジムバッジ(3つめ)
◆かいりき
◆Vs. seeker
【Argent City】
「Limestone Cave」から、フラッシュが必要なルートを通ります。
未実装が目立つエリアです。
あるかどうか不明ですが「シルフスコープ」を入手してから訪れるほうがよいでしょう。
【Yarrow City】
◆ジムバッジ(5つめ)
【ライバル】
◆Route2
◆Route3
◆Route9
◆Route14
【そらをとぶ】
◆Route5、Jemieとのイベントクリア報酬
三世代目のルビーサファイアぶりで、結構やりこんでしまいました。
子供の頃より複雑に考えるようになってしまい悩ましいです。
Argent Cityにいる、えらい名前の博士からたまごが貰えますが、主人公と交尾したポケモンの進化元が生まれるみたいですね。(他のトレーナーのポケモンの場合は未確認です)
5つ孵らせてみたところ、孵化したポケモンの特性、性別はランダムで、親がレベルアップで覚えた技と、Lv1で覚えるはずの基本技(第五・六世代の攻略情報を参照)が遺伝するみたいです。Lv1技は交配前にClover Townの左下の家で技の数を減らせば任意に遺伝させることが出来そうです。技マシンで覚えた技も遺伝の対象外っぽいので、そっちで枠潰すのもいいかも。
準備すればキレイハナのLv1技の『にほんばれ』と、Lv23で覚える『マジカルリーフ』の2つを持ったナゾノクサを孵して、
そこからラフレシアを作れたりします。 ※逆パターンはレベリングの都合で無茶。
自分は隠れ特性持ちを作れないかと考えて断念しましたが、ジムリーダーなどは使ってきているので、今でも試行錯誤すれば一部のポケモンなら可能かもしれません。
さすがに下地は良いので、育成しがいのある高難易度コンテンツまでしっかり作りきって欲しいところ。
エロ抜きだとしても今の倍じゃ足りないでしょうし、完成はかなり長い目で見ておかねばならないですね。
自分なら作ってても飽きて投げてしまう……。
めちゃくちゃやりこんでますね!
私はバグでタマゴを産ませられず確認できていない部分ですので、追加情報とても助かります。
私もこの作品には期待してますが、仮に完成しても任〇堂が黙っているかどうか・・・
そんな不具合あるんですね~。Editor終了時に生じるバグならセーブファイルは無事なんですが……。
5人目のジムリーダーを放置していたので追加で3つ検証してみたところ、特性はともかく、野生で分布してなさそうな固体も他のトレーナーからしっかり種を得ることが出来ました。(敗北Hイベントでポケモンとの交尾に至らない場合は不発)
技も親のポケモンに依存するようで、ピジョットくらいなら可愛いものですが、最初のジムリーダーのフシギバナ(再戦時Lv40)からは『すてみタックル』『はなびらのまい』もちのフシギダネが容易に入手出来たりと、諸々えぐいことになりそうです。