これがゲーム画面という事実
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基本情報
作品概要
体験版の内容とは一切関係ないムービー
「Fallen doll: Operation Lovecraft」は「Project Helius」という企画のもと制作されているゲーム。
「次世代エロゲー」と称しており、現実の人間を精密に再現していることが最大の特徴です。
体験版ではギャラリーモードのように決まったエロシーンを再生できるのみで、ゲームと呼べる内容ではありません。
しかし、素晴らしい完成度を誇る3Dモデルやエロシーンを堪能できます。
システムと操作方法
<システム>
20年10月現在、無料体験版は「好きな女性キャラを選び、カスタマイズしつつ自由に鑑賞する」作品に過ぎません。
ただし3Dモデルのクオリティがものすごく高いので、見ているだけでもかなり楽しめてしまいます。
選べるキャラはこの3人。
見た目に関する変更が可能です。
一番下のアイコンで変更するジャンルを切り替えます。
<Outfit>
服の着脱を部位ごとに設定できます。
上部の左右矢印でコスチューム切り替えができますが、体験版では衣装が1種類しかないため、全裸しか選べません。
<Customization>
女性キャラの外見を変更します。
Skin Color:色白~黒色まで。極端に白/黒色にはなりません。
数値は0が最小、1が最大です。
Skin Saturation:彩度。肌色を微妙に変化させます。
Oily Skin:「肌のテカり」を操作できます。
Muscle Volume:筋肉量を変更します。おもに上半身の見た目に影響。
Breast Jiggle Intensity:おっぱいの揺れ具合を変更できます。
Hair Color:変更した髪色はリセットしない限りは保存されます。
<Male Custom>
竿役を呼び出していると有効化されます。
竿役を消したり、透明度を変更できます。
エロ要素
エロシーンはキャラごとに固有のシーンが用意されており、自由に選んで再生するギャラリー方式となっています。
20年10月現在、無料体験版のシーン数はAletが12、Erikaは4、Anyaが2。
シーン再生していない「アイドリング状態」もエロシーンにカウントするならシーン数は倍増します。
内容は異種姦と人間が半々くらいです。
ただし種類自体はモンスターの方がが圧倒的に多いので、実際には異種姦メインのエロになると思われます。
魅力1:ハイクオリティの3Dモデル
具体的にあげると、Aletは釣鐘型でボリュームたっぷり。
Erikaはバランスの良いお椀型。
Dr.Anyaは乳腺の発達したロケットおっぱいで、乳首も大きめ。
こんな微妙な差異を表現できてる作品は本作くらいではないでしょうか。
<クリーチャー(竿役)>
ついでに竿役となるクリーチャーたちですが、女性にくらべると細部で手を抜かれてる印象です。
視線や表情など、女性キャラで見られる動的変化が基本的にありません。
クリーチャーはまだしも、人間男性すら表情は一切動かない始末。
しかし体表のヌルりとした見た目やウロコの質感など、リアルさはバッチリです。
異種姦はクリーチャーの「気持ち悪さ」と「女性美」のコントラストがあってこそ映えるので、クリーチャーがリアルな本作では異種姦のエロさが際立って見えます。
魅力2:カスタム性
これだけクオリティが高い女性モデルですが、カスタマイズもある程度できてしまうのだから驚きです。
「肌の色と彩度」「髪色」を除くと、設定できる項目は以下の3つ。
各項目、0~1までの11段階で調整できます。
<テカり>
3Dモデルでよく見られる「テカテカ肌」を自由に変更可能。
テカりを出し過ぎると不自然ですが、まったくないのも生気が感じられなくなるのでバランスが大事です。
<筋肉量>
カスタマイズ項目としては珍しい、筋肉量の変更も可能。
とくにおなか、背中の見た目に影響します。
おっぱいやお尻は変化しないので好みに合わせてカスタムしましょう。
<おっぱいの揺れ>
おっぱいの揺れ具合も自由に調節可能です。
動画のように極端な調整をすると不自然極まりない物性になるので、好みの数値を探ってみましょう。
魅力3:リアルを追及した表現力
モデルがリアルであれば、より現実にのっとった動き・反応もほしいところ。
本作はその点もぬかりなく、非常に精緻な表現力を備えています。
<汗>
たとえば、エロシーンを再生していると女性キャラが汗をかいてきます。
しかも「流れる水滴」「流れた跡」も確認できるほどの高い再現度。
汗を表現するのに「肌全体の反射光を強める」ことはあれど、汗が流れていく様子まで描写している作品はまずありません。
ズームしたときの臨場感は、並みの3D作品の比ではないです。
<おっぱいのやわらかさ>
再びおっぱいの話ですが、キャラによってベースとなる「おっぱいのやわらかさ」も違います。
「Breast Jiggle Intensity」を同じ値にしても、揺れ方が異なるのです。
※動画は最大値の「1」で比較。ちなみに「筋肉量」の数値が影響しないことは確認済み。
比較すると、とくにAletのおっぱいがやわらかいことがわかります。
Erikaは一番定番の「乳揺れ」という感じ。
Dr.Anyaのおっぱいは、大きいのにかなりハリがあると見えます。
Dr.Anyaに関しては「Breast Jiggle Intensity」の数値に応じてバストトップの位置まで変わるなど、非常に芸が細かいです。
感想:間違いなく「次世代のエロゲー」
「次世代のエロゲー」と称するにふさわしい、とんでもないスペックを秘めた作品です。
ここまであげたように「モデル」「表現」における現実の再現度がとんでもないレベルです。
あまりにリアリティにあふれていたので、はじめはエロなんて忘れて観察ばっかりしてました。
できるだけ魅力を掘り出し切ろうとあれこれ試しましたが、再現度の高さがうかがえるポイントはまだまだあると思います。
動画や画像にしてしまうと画質の劣化が避けられないので、ぜひ実際にプレイしてあちこち確認してみてほしいです。
<気になる点>
基本的に欠点はないです。
単純に「ゲームを起動できるかどうか」が問題点でしょうか。
現状64bitしか対応していませんし、3D描画にそれなりのスペックを要求されます。
入門モデルのゲーミングPCで問題なく動作したので、べらぼうに高いスペックは不要でしょうが解像度を下げなければ満足にプレイできない人もいるはず。
あとはゲーム部分がまったく未知数なのも気になります。
公式によれば「ローグライク戦術ゲーム」とされていますが、ストーリーやゲームシステムは記事作成時点では明です。
これだけ凝った作品ですから、ぜひゲームとしても面白い作品になってほしいところ。
どのような作品になるのか、今後の発表には期待が高まります。
<有料プランと先行体験版>
ちなみにPatreonで「Onlooker」以上のプランに加入すると、エロシーンやコスチュームが増えている先行体験版がプレイ可能です。
支援すると今後実装されるコスチュームやクリーチャー、体位などを決める投票へ参加できるほか、一定額以上支援していると販売後に「完全無修正版」を入手できます。
普通の作品ならモザイクがあろうがなかろうが気にしませんが、ここまでリアルだと無修正の価値はかなり高いように感じています。
<総括>
エロゲーなどという括りを超越してる、とんでもない作品です。
眺めるだけの状態でここまで夢中にさせられるとは思いませんでした。
このモデルをゲーム上で自由に操作できた日には歴史が動きますね。
3行でまとめ
3Dモデルと表現がとんでもなくリアル
公開されている体験版はギャラリーのみプレイ可
ゲーム部分によってはさらに化けるかも