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基本情報
作品概要
「WARRIOR GIRL」は、サークル「KooooN Soft」が制作する「ほにゃららガールズ」シリーズ4作目の作品。
「SHINOBI GIRL」をはじめ、これまでFlash形式で作成されてきたシリーズですが、「WARRIOR GIRL」は初めてUnityによって制作されました。
イラストもドットに変更され、これまでのシリーズ作品とは違いが目立ちます。
私個人はフリーゲーム「Angel girl」から「ほにゃららガールズ」シリーズに親しんできたので、今回はシリーズ常連視点から「従来作品との相違点」に焦点をあててレビューしていきます。
ストーリー
あるところに、一本の塔が立っていました。この塔には魔女が住んでおり、魔物を呼び出しては野に放ち人々を困らせていました。
それを見かねた天の神は、1人の戦士を遣わせました。
(ゲーム本文より抜粋)
操作方法
システム
ボスを含めて全7ステージを進み、魔女を倒せばクリアです。
各ステージでは敵を倒したり、かわしたりしながらゴールを目指しましょう。
基本的なシステムも従来通り。
敵の攻撃を受けるとダメージを受けるうえ、衣服が破損します。
また、敵と接触してしまうと拘束されてエロ攻撃を受け、脱出するまでHPは減少、LPは増加していきます。
左右の矢印キーを交互に入力すると脱出できますが、何度も捕まると脱出不可能に。
LPが最大になるとヒロインは絶頂し、HPが大きく減ります。
ただし「オナニー」で絶頂するとダメージはなく、必殺技の使用回数が+1されます。
ゴールまでに力尽きないよう、ガードやオナニーを使いこなしましょう。
ちなみに、本作では後ろから迫ってくる追跡者はいません。
エロ要素
徘徊するモンスターと接触するとアニメーションが再生されます。
全モンスターに2パターンのアニメがあり、どちらが再生されるかは基本ランダム。
ただし一部の敵は特定の条件によってアニメーションのパターンが確定します。
アニメーションはクリア後に全開放されるので、回収する必要はありません。
登場する敵は全15種類。オナニーとゲームオーバーのアニメーションを含めると、全34種のアニメーションがあります。
1種類のアニメーションにもパターン変化や差分が含まれるので、実際にはもっとバリエーション豊富。
シチュエーションは、壁尻、レズキス、触手、電撃、二穴責め、搾乳、フェイスハガー、三角木馬など。
異種姦メインで、とくに触手系のエロが主体。
また、搾乳以外のシーンでも噴乳表現がとりわけ多い印象です。
従来作品との相違点1:アイテムの登場
これまでの「ほにゃららガールズ」シリーズはシンプルな横スクロールアクションであり、「アイテム」の概念は存在しませんでした。
しかし本作では武器防具・回復アイテムなどが登場。
コインと引き換えにショップで購入するシステムが導入されました。
これにより、ステータス強化やボス戦での回復が可能となり、攻略がかなりラクに。
アイテム購入に必要なコインはモンスターが落とすほか、ステージクリア時のモンスター討伐数・クリアタイムによって得られる量が増減します。
従来であれば「とにかくゴールすればよい」ゲーム性でしたが、本作ではクリアタイムや戦闘時間を意識する機会が多少増えることでしょう。
従来作品との相違点2:低めの難易度
「ほにゃららガールズ」シリーズはシンプルなゲーム性ゆえ、取れる行動が基本的に「攻撃」「回避」に限られており、人によっては攻略が厳しい場合がありました。
実際、過去作でも「難しい」という声が度々上がっており、私も後半のステージは突破に苦労した経験が何度かあります。
その点、本作の難易度はかなりやさしめ。
「アイテム」の登場により、ゴリ押しができるようになったことが大きいです。
また「ジャストガード」が強力で、敵を遠距離から倒せ、なおかつ発動も容易。
これまでのシリーズに比べるとずいぶんサクサク進められるでしょう。
感想:シリーズ常連にも十分おすすめできる
安定したクオリティを誇っていた一方、マンネリ感も出ていた「ほにゃららガールズ」シリーズ。
本作はそこに新しい風をもたらす、さまざまな要素を追加した作品となっています。
新要素のひとつが「デザイン」。
これまで基本デザインが同じだったガールズたちから一新。
3作品にも及んだヒロインのデザインが変わったことは非常に大きな変化といえます。
さらに描画もドットに変更されたことで、盾や剣の装飾、モンスターのデザインがこれまでより細部まで描かれるようになりました。
これだけでもシリーズ常連にはかなりの目新しさです。
定番のワームひとつとっても、気持ち悪さが数段アップ。人型モンスターは、従来より複雑な模様や色遣いがされています。
もうひとつが「ゲームシステム」。
とくに「アイテム」「ジャストガード」の登場によりゲーム難易度が大幅に低下。
「抜きゲー」としての一面を強めた形になりました。
もちろん変わらない部分もあり、ゲームの進め方は依然としてシンプル。
アニメーションの多様性も維持されています。
人気シリーズとしての良さを残しつつ遊びやすさが改善されており、シリーズ初心者はもちろん、経験者にもおすすめできる作品です。
ただ、アニメーションの構図やシチュエーションには既視感を覚えるものもあり、エロに関してはさらなる変化が欲しいと感じました。
本作が試金石となり、今後の作品づくりに生かされることに期待したいです。
3行でまとめ
「ほにゃららガールズ」シリーズ初、アイテムの登場
シリーズ従来作に比べて低難易度で攻略がラク
新デザインで新鮮な気分でプレイできる