豊富な立ち絵とアニメーションの細かな表現がイイ
.
基本情報
作品概要
「Alice In Cradle」は「ひなゆあ」氏が制作中の2Dドットアクションゲーム。
アビリティを獲得しながら探索を進める、いわゆる「メトロイドヴァニア」系の作品です。
ver0.09では立ち絵によるエロシーンがほぼすべてとなり、CGやイベントはありません。
しかしそれを補って余りあるほど立ち絵の表現力が高く、ボイスとの相乗効果でかなり完成度の高いエロさとなっています。
ちなみに、ヒロインの名前は「ノエル・コルネール」で「アリス」ではありません。
操作方法
基本操作は説明書のほかゲーム内でも確認できますので、ここでは説明書で確認できない操作のみを補足します。
↓+Z | スライディング。天井が低い道を通過できます。 |
詠唱中にZ+X | 詠唱キャンセル |
詠唱中にガード (左Shift) | ショットガン (杖先に魔力を集め、一度だけ近接攻撃を強化) |
←または→2回押し | ダッシュ |
システム
【目的】
ver0.09では目的などは設定されていないため、適当に散策して問題ありません。
ただし回復アイテム、とくにMPの回復方法が限られるため、まずは回復手段のベッドがある「魔女の雑貨店」まで行っておきましょう。
スタート地点から左へ、道なりに進むとたどり着けます。
【戦闘】
敵のテリトリー内で特定の行動を取ると戦闘開始です。
探索に集中したいときは素通りすれば戦闘を避けられるので、非常に親切。
攻撃手段は「物理」と「魔法」がありますが、物理の威力が貧弱なので基本的にMPを消費して魔法で戦います。
【探索】
もうひとつ、魔法の持つ重要な役割が「探索」への利用で、体験版では主に障害物となる壁の破壊に用います。
こうした魔法は各所に隠されており、見つけると探索範囲が広がります。
新しい魔法を手に入れたら、使えそうな場所を探してみましょう。
エロ要素
敵の攻撃手段は大きく2種類。
「HPを削る攻撃」と「MPを吸収する拘束攻撃」で、このMP吸収がいわゆる「エロ攻撃」に相当します。
MPを吸収され過ぎると魔法が使えなくなり、敵も強化されてどんどんピンチに。
さらにHPが尽きると、そのまま攻撃を受け続けることになります。
消耗しきったヒロインがなぶられ、MPを吸われ続ける様子が本作最大の抜きどころです。
ちなみに、拘束からの脱出方法は「指定キーの連打」となっています。
←→キーを連打する「レバガチャ」ではないうえ、複数の敵に取りつかれることもあるので、真面目にプレイしてもとっさの脱出は意外と難しいです。
魅力1:豊富な立ち絵差分
イベントやゲームオーバーCGが無い代わりに、立ち絵の差分は非常に豊富。
基本となる立ち絵に「汚れ」「衣装」の状態が反映されます。
衣装は残HPの割合で1段階、汚れは敵との接触で4段階まで。
また、立ち絵も豊富で同じ「ダウン」ひとつとっても複数パターンあります。
アニメーションもついており、息遣いまで見える表現力がエロいです。
魅力2:怒涛の陵辱シーン
制作者の「ひなゆあ」氏は、影響を受けた作品として「リョナゲー」を複数あげており、本作もかなりソフトな部類ではあるものの「リョナゲー」要素を含みます。
その最たるものが「ゲームオーバー後の陵辱」です。
HP・MPが尽きても陵辱の手は止まらず、ヒロインは悲鳴とも喘ぎともつかない声を上げ続けます。
以下、動画。
戦闘開始 → 拘束 → 脱出 → 敗北 → 事後まで
※小さいですが音が出ます
陵辱シーンでは「ボイスとボイス」「アニメーションとアニメーション」の間隔が短く、もみくちゃにされている様子がとてもよく伝わってきます。
ゲームオーバー後もエロシーンが続く作品はほかにもありますが、ここまでハイテンポな描写をしているゲームは少ないはずです。
感想:ずば抜けた表現力がエロい
<エロ>
現状、イベントシーンはないもののCGやテキストが不要なほどの表現力です。
とくに敗北後の陵辱シーンは完成度が高く、立て続けに再生されるボイスとアニメーションはヒロインのピンチを一瞬で伝えてきます。
これには豊富な立ち絵やカットインも役立っており、イラストを細かく用意している周到さからは作者のこだわりを感じます。
エロ部分のシステムは完成しているように見えるので、今後どのようなシーンが追加されるのか楽しみです。
<ゲーム性>
ゲームとしての遊びやすさも期待でき、戦闘回避が容易な点はユーザーフレンドリーな印象を受けます。
また、魔法を主体とした戦闘は動きが少なく、アクションが苦手な人でも遊べそうです。
しかしシステムはやや独自性が強く、それでいて説明不足な部分もあります。
「興奮率」や「MPのヒビ割れ」など、詳細なルールまでは理解がおよびにくいかもしれません。
いまは細かいプレイングを気にせず、エロシーンに集中してもよいでしょう。
【総括】
エロシーンの表現力が高く、今後追加されるコンテンツには非常に期待できます。
遊びやすさも意識されており、幅広い人がプレイできるでしょう。
ただし、描写はかなり控えていますが間違いなく「リョナゲー」であり、とくに「女の子がかわいそうな目にあう」という図式がエロシーンの根底にあります。
まったく耐性がない人には刺さらないかもしれません。
ちなみに「健全モード」が実装されていますが、脱衣と産卵がなくなるだけなので十分エロいです。
健全とは。
3行でまとめ
立ち絵差分とアニメーション、ボイスを駆使したエロシーン
遊びやすさにも配慮された作品
かわいそうだと抜けない人は注意