前作に続き今回もすごいボリュームです
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基本情報
作品概要
本作は2016年に発売された
「呪いの鎧」の続編。
公開は2018年ですが
現在も開発は進んでいる様子。
体験版は英語と中国語のみ対応となっています。
前作未プレイなので詳しいことはわかりませんが、
冒頭では前作ヒロインが囚われているところを
救助するシーンからスタートするので、
完全に続編として作られているようです。
前作は非常にボリュームのある大作でしたが、
日本語訳に違和感が多いこともあり
ダウンロード数や評価が振るわないところがありました。
しかし発売後もアップデートが続いており、
2020年には日本語訳も改善されています
(もっとも、それでも粗が目立ちますが)。
続編である本作も、
完成すれば日本語訳がなされたうえで
発売される可能性が高く、
機会を見て前作を遊んでおくとよいかもしれません。
ストーリー
操作方法
F =ショートカット:変身
Q =ショートカット:アイテムメニュー
W =ショートカット:スキルメニュー
Z =決定。長押しで2倍速
X 、Esc=キャンセル、メニュー
C =長押しで6倍速
シフト=ダッシュ
V、B =変身時の見た目操作
(あらかじめ登録しておく必要あり)
A、S、D =戦闘スキル
A:Kiss of Darkness(直進し、敵に当たると範囲ダメージ)
S:Lust Poison(ダメージを与えるフィールドを一定時間生み出す)
D:Seduction(直視委し、敵に当たると動きが止まる以外の効果不明)
戦闘はアクションRPGです。
攻撃に関しては「Aキー」のスキルを主体に。
MPが尽きると自動的にSPを10消費し、MPを回復させます。
SPはモンスターを倒すと手に入る「Crystalization of Soul」で回復可。
システム
王女として帝都に戻ってからがメインパート。
基本的には
授業 → 叔父の部屋 → 就寝
を繰り返すうちにイベントが進みます。
自室でメイドに話しかけ
「Plan」を選択すると
次の行動がわかります。
ただし一部の行動は表示されないので、
あまり会話を飛ばしすぎないように。
ある程度進めると、夜のバルコニーから
帝都内を散策できるようになります。
イベントの進行に関係するほか、
モンスターと戦闘できます。
メインとなるストーリーは
「呪いの鎧」に入った魂である
「Cecilia」を取り戻すことのようですが、
ゲームの全体像は未知数。
イベントひとつひとつが結構長いうえ、
選択肢によるストーリーラインの分岐もありそうだったからです。
3時間くらいプレイしたんですが、
どこまでプレイすればクリアになるのか、
そもそもクリアという概念がすでに用意されているか、
各自で見つけてもらうしかないです。
エロ要素
帝都内にいるモンスターに敗北する、
イベントを進めていく
などでエロイベントが発生します。
ヒロインの身体は「王女のもの」で、
なおかつ「処女」のため貞操意識は高め。
しかし中身であるヒロイン本人は
前作で受けたであろう呪いの影響で
快楽への耐性が低い様子が見てとれます。
王女の身体もかなり感じやすい体質で、
オナニーをするシーンでは
快楽に流されそうなシーンも。
こうした「ヒロインの葛藤」や
「心と身体のギャップ」が
うまく表現されたテキストになっていると、
エロさが増すかもしれません。
過去の回想シーンも多く、
ガッツリ犯されるヒロインの姿が見れます
(当然、王女になる前の姿)。
エロイベントを発生させづらい序盤とのバランスを考えての対応かも。
特徴1:ビジュアルへのこだわり
特徴的なのはイラストの雰囲気。
日本の同人ゲームではあまり見ない、
アニメ調が強すぎない
「美しさ」を高めたテイスト。
衣装のほか、エルフ耳などへの変更も可能。
一時的ですが、鏡を調べると表情も設定できます。
ビジュアル面にはかなりのこだわりを感じます。
主人公のイラストを前作と比べると、
以前より洗練された印象を受けます。
ただ、立ち絵だけで言えば
前作の方が日本的な気もするので
好みは分かれるかもしれません。
特徴2:イベント数の多さとボリューム
感想:大作の予感はするがオススメしづらい
正直なところ前作を知らないので、
どこまでが過去の話で、
どこからが今作の話なのか不明。
おまけに英語なので、
ストーリーの把握は苦労します。
前作プレイヤーの人は
一度遊んでみてもいいと思いますが、
そうでない人にはあまりおすすめしません。
前作がマルチエンドのRPGだったので、
もしかしたら前作を遊んだ人でさえ
話がつかめない可能性も。
しかし、イベントやストーリーラインは豊富。
大作RPGが好きな人にはおすすめできます。
とはいえ現状では日本語に対応していないので、
このボリュームを遊ぶのは
ちょっとハードルが高いです。
興味がある人は前作からプレイしてみましょう。
そのときは、体験版で一度
「翻訳の精度」が許容範囲か
確認しておくことを推奨します。
3行でまとめ
衣装、表情など見た目にこだわり
イベント、ストーリーラインの多い大作
本気で遊ぶなら前作の知識は必須
途中の画像に出てくるキャラ、あれ完全にドルアーガの塔のカイ、ですよね・・・
堂々と登場させる勇気も、凄いと思いました。
それは前作「呪いの鎧」の主人公ですね。
まぁそれが同人作品の良いところでもあります。
ちなみにこのサークル、今は違う作品作ってるみたいです。
https://wolfzq.itch.io/fallenvalkyrie
完成させる気あるんでしょうか・・・