催眠・拘束に特化したエロアニメーション
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基本情報
作品概要
システム
エロ要素
敵の攻撃を受ける、トラップや敵に接触するとその場でエロアニメーションが発生。
動きに合わせて擬音が表示され、想像力をより強く掻き立てます。
なかには特定の状態異常でないとエロアニメが発生しない敵もいます。
基本的に同じステージ内で付与される状態異常なので、探してみましょう。
また、一部のボスは特定の条件を満たした状態で挑むとエロイベントが発生します。
エロイベントの数は少ないですが、テキストが加わったことでかなり表現力があり、シコれるシーンとなっています。
ちなみに、敗北イベントはありません。
特徴1:催眠多め「ダメなのに・・・♥」系エロ
全体的な傾向として、「催眠」をはじめ「恍惚」「催淫」など、意識変化に関するシチュエーションが多め。
特に「催眠」を用いる敵が多く、エロアニメ、エロイベントどちらも豊富。
「感じている場合ではないのに気持ちいい」
「ダメだとわかっているのに抜け出せない」といったシチュエーションが多いように感じます。
テキストがあるイベントは少ないですが、ほとんどが「気持ちとは裏腹に快感に抗えなくなっていく」様子が描写されていて、背徳感を醸し出しています。
特徴2:遊びやすい難易度とボリューム
全12ステージからなるマップ構成は、遊んでみると意外とコンパクトにまとまったスケール。
縛りプレイのような特殊遊び方をしなければ、2~3時間程度でクリアできるでしょう。
また、難易度もかなり易しめ。
主な理由は「敵の拘束からの脱出が容易であること」と「装備・アイテムが優秀であること」の2点。
まず、拘束は難易度に関係なく簡単に抜けられるます。
ほとんどの状態異常は拘束状態が進行しないと付与されないため、意図しない限り状態異常はつきません。結果、常に万全の状態で戦闘が可能です。
そして仮に状態異常になったとしても、ほぼすべての状態異常がアイテムで治癒可能。
しかも1回の使用ですべてまとめて治療できます。
装備アイテムも「ダメージ半減」「通常攻撃時HP回復」など優秀な効果が多く、しかもすべてショップで購入できるので、入手もかんたん。
初期状態では「Normal」「Hard」が選べますが、Hardでもかなりヌルいです。
アクションゲームが苦手な私が感じるほどなので、よっぽどだと思います。
クリア後にはHardより難しい「Abyssal」が解放されますが、受けるダメージが増えるだけで、これでも難易度としては低め。
全体的に手軽で、遊びやすいといえるでしょう。
感想:万人受けしやすい、エロ重視の作品
アクションゲームとしての長所を存分に生かした結果、前作にくらべてテンポが格段によくなり、エロシーンや状態異常を楽しみやすくなりました。
ジャンルが違う作品をくらべるのもおかしな話ですが、前作「テイル・アンダークラスト -ハスミと最後の7日間-」は催眠と拘束を繰り出す敵が多く登場する戦闘エロRPGでした。
どちらの状態異常も行動を制限されるもので、通常戦闘が長引きがちだった覚えがあります。
その点、今作はほとんどがアクションパートで構成。
ストーリー上のテキストも簡素で、面倒なら敵を無視することも可能です。
難易度もアクションゲームとしてはかなり低い部類で、プレイが非常にスピーディ。
得意の催眠・拘束を、テンポを落とさず表現することに成功しています。
クリアしてしまえばギャラリーもすべて解放される仕様で、回収の手間なし。
以上のような仕様から、前作より多くの人が作品を最後まで楽しめるようになっています。
代わりに、本作はRPGのような細かな心理描写やストーリー性は欠く形になりました。
前作はヒロインの心情や物語そのものの出来が良かっただけに、前作を知っている人のなかにはボリュームの少なさに落差を感じている人もいるようです。
これは本作が「アクション」というジャンルの特色を最大限活かした結果なので、致し方ないですね。逆に、前作はRPGの特色を存分に活かせていたともいえます。
前作未プレイでも本作はまったく問題なく遊べるので、サークル「八角家」の作品をプレイするなら遊びやすい本作をまずおすすめします。
3行でまとめ
「ダメなのに感じる」、倒錯した興奮を煽るシチュ
適度なボリュームと遊びやすさ
万人におすすめできる、総合点の高い作品