イラスト再現度高め、キャラ再現度低め
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基本情報
作品概要
「CummyStudio」が制作中のビジュアルノベルゲーム。
「僕のヒーローアカデミア」を題材とした海外作品のなかでは原作絵の再現度が高め。
対して内容はエロゲーそのものとなっており、キャラクターの中身はあまり再現度されていない印象です。
原作のキャラクター性に引っ張られすぎない方が楽しめるでしょう。
ストーリー
ある目的のため、プレイヤーは雄英高校に入学し、学生生活を楽しむことに。
「相手を命令に従わせる個性」のようですが、個性が弱すぎて先生はおろか生徒にも通じない。
個性を強化するため、彼はサポート課へ向かうのだった･･･。
システム
選択肢はありますが、ストーリーの分岐はありません。
基本的には読み進めるだけ。
難所があるとしたら、ときどき入るミニゲーム。
主人公のもつ個性発動の成否を決める演出となっています。
ルールはかんたんで、記号を上下左右入れ替えて同じ記号を縦横どちらかに3つ以上並べれば加点。
スコアが目標値に達するとクリアです。
ただし記号を消すとエナジーも減り、なくなると最初から。
エナジーがなくなる前にスコアを稼ぐため、一度にたくさん消すか連鎖が必要です。
何度もやり直せますが、人によっては苦手なゲームかも。
ゲームが進むと画面の左上と右上にアイコンが出ます。
左上では「好感度」のようなものが確認でき、選択肢で上昇します。
現状、あまり気にしなくても問題ありません。
右上は「パンツ」を装備します。パズルパートに影響するようです。
エロ要素
ストーリーを進めていれば自然とCGが見れます。
ただし、一部のCGは選択肢次第では見れません。
全部埋めるつもりならセーブデータはこまめに分けましょう。
特徴1：イラストの再現度が高め
どんな作品でも「原作と同じ作風を再現」することは難しいと思いますが、本作の再現度はなかなか高め。
とくに会話時に表示される汎用イラストは原作にかなり似せてあると感じます。
ただ、エロシーンになると崩れる場合がある点は理解しておきましょう。
特徴2：キャラ崩壊（？）
「麗日が10ドルでパンツを見せてくれる」「八百万が宅飲みに付き合う」など、原作キャラとの違いを感じる描写がところどころあります。
もっとも、テキストはだいぶ読み飛ばしてるので正確に読み取れていないだけかもしれませんが。
登場人物の中身まで再現されてるとは限らないので、原作ファンは注意した方がいいかもしれません。
感想：好みは分かれそうなゲーム
イラストの再現度が高いので、原作を知っていれば基本的には楽しめる作品です。
ただ、ノベルゲームにミニゲームを加えている点は好みが出るところ。
とくに爆豪ママのCGを埋めるために必要なイライラ棒。
記号の並べ替えはまだ楽しめたのですが、イライラ棒はまったく面白くない。
私は途中で挫折してしまいました。
並べ替えパズルも、おそらく苦手な人が一定数いるでしょう。
ノベルゲームはどうしても単調になるので変化をつける試みはすごくいいと思いますが、進行を妨げてしまっているとも感じました。
あとは登場人物のキャラが原作と異なる点も賛否が分かれるでしょう。
ちなみに、CG数はミッドナイトと梅雨ちゃんを除けば全員10枚ずつくらい。
一番多い爆豪ママは14枚。
ただし全部がエロCGではないので、エロシーンはそれほど多くないです。
アニメーションがついている場合もありますがボイスは無いですし、あまり実用性を考えない方がいいでしょう。
2時間のプレイCG回収率が7割くらいだったので、遊びごたえはそれなりにあります。
原作を知ってる人、爆豪ママが好きな人は遊んでみてもいいと思います。
3行でまとめ
再現度の高いイラスト
エロゲ化×海外文化によるキャラ崩壊の危険
制作者は爆豪ママ推しっぽい