ゲテモノ食べさせて反応見るのが楽しいです
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基本情報
作品概要
サークル「深淵かぼちゃ」の2作目となるエロRPG。
箱庭型のRPGで、最初からほぼすべてのエロシーンを見ることができ、クリアまでの時間も1時間程度と遊びやすいです。
ユニークなシステムとして、消費アイテムがすべて食材や食品となっていて、食べることで経験値を得てレベルを上げます。
初めて食べた食品は「感想」を述べてくれて、クリアまでの道筋を楽しませてくれるでしょう。
ストーリー
システム
本作には4種類の魔物が登場。そのうちの「ラージワーム」を倒すと、ひとまずゲームクリアです。
基本的なシステムはオーソドックスなRPGですが、本作固有のシステムとして「コスプレ」と「食事」が存在します。
【コスプレ】
白スク水に装備を1点追加した状態が「コスプレ」です。
コスプレを装備している間だけ固有のスキルが使えるため、戦闘を有利に進められます。
敵の「捕縛」攻撃を受けるとコスプレが解除されるため「攻撃を受けない」または「攻撃を受けるまでにいかにダメージを与えるか」がポイントです。
【食事】
戦闘中に使用する消耗品以外はすべて「食材」または食材を加工した「食品」です。
本作では食事を摂取すると経験値が入る仕組みで、さまざまな食材を加工して食べることでLvを上げられます。
また、睡眠や移動によって「満腹度」「水分」などが減少。
これらが一定値を下回るとステータスが低下するため、その回復手段としても重要となります。
エロ要素
特徴1:食レポ
一番の特徴がコレ。
食材や食品は初回使用時にヒロインが「食レポ」をしてくれます。
結構な種類の食材・食品がありますが、どれもなかなかしっかりした感想です。
食材をそのまま食べることもできますが、調理することで得られる経験値が多くなり、味の感想も変化。
ただし、一部の食材は生のまま食べると一度だけ大量の経験値が得られることも。
Lvアップの手段である食材集め、調理が「面倒な作業」になっていない点は素晴らしいといえます。
設定で食レポコメントを省略することもできますが、ぜひ省略せずに遊んでほしいです。
特徴2:戦闘エロっぽいバトル
魔物の攻撃は直接攻撃ではなく、いわゆる「エロ攻撃」ばかりです。
そのため、戦闘中もエロシーンが発生します。
テキストを交えているのでイベントシーンに近い展開ではありすが、ボタン連打など「戦闘エロ」っぽいスピード感ある演出も。
そのほか「HPと独立した衣装変化」「複数の立ち絵差分」「エロ攻撃を受け続けると敗北」など、戦闘エロでおなじみのシステムがばっちり実装されています。
感想:想像よりずっと良作だった
同人RPGは導入がやたら長かったり、難易度がめちゃくちゃだったり、クセのある作品が今でも結構あったりします。
とくにマイナー作品ほどそういう傾向が強いので、本作もそうではないかと想像していましたが、予想よりずっと遊びやすく面白い作品でした。
<エロシーン>
まず、エロシーン。
ほとんどのエロシーンをゲーム開始直後から閲覧可能です。
短編とはいえ、エロRPGとしては思い切った構成となっています。
個人的には手間がかからなくて好ましいです。
内容も良く、だんだんピンチになる雰囲気を演出できていて、戦闘エロのツボをしっかりおさえていると感じました。
<食レポ>
また、食レポが思った以上に面白かったです。
とりわけ生食に適さない食材ほど、どんな反応をするか見たくてついつい無理にでも食べさせてしまいます。
予想に反したコメントが返ってくることもあり、食レポを見るだけでもかなり楽しいです。
1時間程度でクリアできるボリュームを考えると価格がやや割高な印象はありますが、内容的には非常にまとまった作品なのでおすすめできます。
1時間前後でクリアできる軽めのエロRPGを探しているならピッタリです。
<コスプレ>
ちなみに、コスプレは「ニンジャ」「魔法使い」の2種類のみ。
「ニンジャ」はゲーム開始直後に自動で入手しますが、「魔法使い」は入手条件があります。
私は気づかず最後まで「ニンジャ」でしたが、「魔法使い」を使わないままクリアするのはもったいないので絶対最初に入手しておきましょう。
フォルダ内に同梱されているテキストファイルに答えが書いてます。
3行でまとめ
戦闘エロの要点をおさえたバトルシステム
食レポにこだわりを感じる
軽く遊べるボリューム感が好ましい