「退魔巫女遊戯」無料版の紹介と製品版との比較

最後まで遊ばせるストーリーが素晴らしい

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       .

基本情報

作品名:退魔巫女遊戯
制作者:うんこもりもり丸
公開日:2019.9.24

ジャンル:RPG
ボイス:なし

タグ:

記事更新日:2020.9.11

作品概要

「退魔巫女遊戯」は2016年に発売されたRPG。

多数のぶっかけ・拘束系状態異常とカットインを含む戦闘エロが特徴です。

その後、英語・中国語に翻訳されて海外向けにも販売。

2019年にはSteamで販売されている表現規制版が無料公開されました。

エロはもちろんストーリーでも高評価を得ており、個人的にもかなり印象に残っている作品です。

ここでは「退魔巫女遊戯」自体の紹介と、無料版と製品版の違いを解説します。

ストーリー

人に害なす、謎の多い生物「魔物」。

しかし、数年前から魔物は激減。絶滅したともいわれ、世間には平和が訪れていた。

ところが、とある街にだけ突如として魔物が現れるようになった。

魔物と戦い、人々を守ることを生業とする者を「退魔士」という。

自称「正義の退魔士」セツナは、街に住む少女マユコとともに今日も魔物退治に出かけるのであった・・・。

システム

各ダンジョンにはボスが存在し、ボスを倒していくとストーリーが進んでいきます。

ダンジョンごとに出現する敵が決まっているので、エロシーンを見ていくには自然と新しいダンジョンに挑む形になるでしょう。

システムについては、ふたりのヒロインの特徴を活かしたユーモラスな会話イベントとして随時説明が入ります。

遊びながら理解できる点がこのゲームの良さでもあるので、詳しくは言及しません。

エロに関わるので戦闘部分だけ少し触れておくと、戦闘方法は一般的なRPGと大きな違いはありません。

特徴として、巫力が低下すると攻撃力も低下します。

巫力が尽きると絶頂してしまい大きなスキを生むことにもなるので、巫力を消費する技の乱用やエロ攻撃による巫力の流出には注意が必要です。

エロ要素

本作のエロ要素は大きくふたつ。

ひとつがエロ攻撃による戦闘中の立ち絵変化。

衣装破損、状態異常、エロ攻撃はすべて立ち絵に反映されるようになっており、ヒロインのピンチがわかりやすい。

とりわけ状態異常の種類が豊富で、立ち絵にかなりのバリエーションを与えています。

もうひとつが「クリティカルH」。

戦闘中に特定の条件を満たすと発生するエロシーンです。

敵ごとに固有のクリティカルHがあり、3~4段階まで進行します。

雑魚敵のエロシーンはクリティカルHによる戦闘エロのみで、敗北イベントはありません。

以上がおもなエロ要素ですが、ボスに限り戦闘エロと別に敗北イベントが用意されています。

違い1:立ち絵は下着まで

製品版
無料版
下着

製品版では衣装が大破すれば大事なところもすべて見えるし、「全裸」という装備も可能でした。

しかし、無料版ではどれだけ衣装が損傷しても下着だけは破けず、「全裸」を装備しても下着姿まで。

「下着姿の立ち絵」は製品版では見れないので、逆にレアだったり。

とはいえ戦闘中の立ち絵も下着が残るので、やはり見た目の興奮度は少し弱くなります。

違い2:CGが大幅修正

クリティカルH、ボス敗北イベントのCGに映る乳首、局部はすべて何らかの方法で修正が入っています。

比較的自然に隠しているものもありますが、黒塗りや光でガッツリ隠しているシーンも多いです。

アップで映るカットなどは修正部分が大きいので何が起きているのか読み取れない場合もあり、抜くのに支障をきたす可能性も。

ただ、立ち絵では脱げないはずの下着がCGでは脱げているので、クリティカルHのありがたみが増しているという意味ではデメリットばかりともいえません。

感想:エロさは控えめだが実用性は十分

挿入シーンは「どっちの穴に入ってるか」「そもそも入ってるか」、見た目で判別しづらい

テキストを含めエロシーンの内容自体は変化していないので、何が起きているかはわかります。

ただ、修正によって視覚情報は大きく制限されている場合もあり、見ただけでは正確な状況が読み取れない場面もあります。

なかには別物に置き換わってる、なんてシーンも。

このシーン、テキストは「おち〇ちん」のまま。これは、おち〇ちんなのか・・・?

ストーリーやゲームシステムを楽しむのであればまったく遜色はありませんが、エロシーンにおけるインパクトは当然ながら製品に劣ります。

ただ、大事な部分だけ布で見えないCGや下着止まりの立ち絵には「少年マンガのエロシーン」のような趣も。

自然に隠されてるCGは逆にエロさが増してるまである

エロゲとしての実用性は幾分失われていますが、もともとのエロさが相当なのでこれはこれで十分に抜けます。

セーブデータは無料版⇔製品間で自由に移行できるので、後々のことを考えるなら体験版より無料版で遊ぶ方がおすすめ。

 

<ストーリー>

また、本作はストーリー展開が上手。

エロシーン見たさに新しいダンジョンへ挑むと自然に話が進むようになっており、プロローグや長ったらしいイベントを序盤に置いてません。

気づいたときには物語が大きく動いており、今度はストーリーに夢中になるでしょう。

「爺の宿題」に関する一連のシーンはヒロインらしさと成長が見れて好き

エロのクオリティが高いからできる手法ではありますが、エロRPGを満足にクリアしない私が全クリした数少ない作品です。

ストーリーの中身も非常によくできていて、終盤は非常に印象的な展開が続きました。

同シリーズの次回作も制作が進んでおり、まだプレイしていない人にはぜひ一度試してほしい作品です。

3行でまとめ

鉄壁の下着を装備した立ち絵

テキストは変化しないがCGはかなり修正

無料でも実用性あり。ストーリーも良く、未プレイにはおすすめ

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