サブカルネタ満載の台湾製ギャグ×エロゲ
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目次
基本情報
ゲームの概要
台湾発のエロゲ「女拳主義F-IST(Waifu Fighter)」の紹介です。
ギャグ色の強い作品で、日本のサブカルネタを盛り込んだコミカルな掛け合いと日本的なアニメ調のキャラデザが特徴的。
ゲームシステムはタイミング良く目押しするだけのシンプルアクションですが、エロシーンのコンプリートには金を稼いで解放する必要があり、意外と時間がかかります。
システム
世界中の女性が遺伝子変化を起こして肉体が強化され、男たちが虐げられた世界。
「雄斗の拳」継承者である主人公は、男たちの希望の星として世界トーナメントに参加する、という内容です。
ゲームとしては「画面に出てくるボタンに合わせて方向キーをタイミングよく押して相手のスタミナを削り、相手が弱ったら連打でダメージを与える」というもの。
ゲームが進むにつれて敵の攻撃が早くなるほか、特殊な攻撃パターンが追加されるので一筋縄ではいかなくなります。
試合に勝つとお金が手に入ります。
一度戦った相手とは何度でも戦えるので、行き詰ったらお金を稼いで「トレーニング」コマンドで強化しましょう。
お金は追加ストーリー(エロシーン)を解放するのにも必要です。
エロシーン
ストーリーバトルでは1キャラにつき2回まで、一定ダメージを与えるごとに会話イベントが発生し、1枚絵が挿入されます。
ここでは服が破けるだけで、キャラによっては乳首すら出ないことも。
ストーリーバトル終了後は本番シーンが解禁されます。
さらに2段階ストーリーを解放すると、追加のエロシーンも閲覧できるように。
レイプ気味に始まっても終わるころにはどのキャラも腰砕け、追加のエロシーンではラブラブなので陵辱感はほぼありません。
ボリュームとしては全5キャラ×基本絵4枚。
本番は各キャラ基本2枚+差分がそれぞれ3枚前後です。
感想:ギャグを楽しめるかどうかで決まる
シンプルなゲームシステムで遊びやすく、会話のギャグも面白いです。
特に翻訳精度が非常に高く「アルヨ」と喋る中国人や「だが断る」といったミームを盛り込むなど、海外製とは思えないほど日本のサブカルネタを正確に表現しています。
主人公とキャラの会話も笑えるものが多く、楽しく遊べる作品でした。
一方でエロシーンはだいたい同じ流れで、テキストや演出にも目立った特徴はなく、BGMも1種、差分少なめで単調な印象でした。
バックグラウンドボイス付きのフルボイスなので十分使えますが、シチュエーションやプレイ内容が良くも悪くも普通。
エロに特化した作品には及びません。
ほかにゲーム内容で気になった点として、シンプルゆえに飽きが早く、エロシーンのために何度も試合をするのは若干の作業感がありました。
またジョジョをはじめ日本のサブカルネタが多いので、元ネタがわからないと強みであるギャグの面白さが伝わらない点も注意。
さらに「会話スキップ機能がない」「メッセージウィンドウが消せない」など機能面での不備もいくつか見られました。
とはいえ日本語ユーザーが細かなネタを楽しめるほど丁寧にローカライズされている作品は現状珍しく、なおかつゲーム自体のクオリティも高い点は非常に評価できます。
総じて、ギャグを含めた作風全体がどの程度刺さるかで評価が変わるでしょう。
オープニングや上記の動画を見て「面白い」と感じたなら遊んでみる価値アリです。
リンク
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