30分で遊べる短編抜きゲー
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目次
基本情報
作品名 | 脱出!霊夢ちゃん |
制作者 | ツナメンタイ |
販売日 | 2023.6.12 |
価格 | ¥1,210 |
ジャンル | RPG |
ボイス | なし |
タグ | 2時間未満 |
備考 |
ゲームの概要
脱出RPG「脱出!霊夢ちゃん」の紹介です。
サークル「ツナメンタイ」の処女作で、短編ながらエロシーンを細かく配置することで実用性のある作品に仕上がっています。
エロシーンも最初から全解放可能で、5分程度のオープニングさえ見ればすぐに使える手軽さも魅力です。
原作である東方の知識が無くてもプレイや使用にはほぼ影響しません。
システム
神社の巫女・霊夢のもとにはエロボディ目当てのオジサンが毎日参拝に来ていた。
いつも冷たくあしらっていた霊夢だったが、信者をぞんざいに扱ったことで「神」を名乗る存在の謎パワーにより、霊夢は霊力を奪われたうえに改造された神社内にオジサンと閉じ込められてしまう、というストーリー。
戦闘はなく、ギミックを解いて4つのステージそれぞれの最奥にある「宝玉」を集めればクリアです。
謎解きの難易度はかなり低めですが、一部のギミックはRPG未経験者には難しいかもしれません。
エロシーン
エロシーンはすべてオジサンとの絡みで、内容はセクハラ、フェラ、本番などに加えて臭いフェチな要素も。
シーン数は全部で20、うちセクハラや脇嗅ぎなどの前戯にも満たないものが6シーン。
残りはフェラや本番などですが、各シーンのボリュームは少なめで1~3分もあれば見終わります。
特にセクハラシーンは短く、1分未満で済むことも。
テキストは「おほぉ」系で、淫語多めの会話と喘ぎ声のみで構成されています。
エロシーンはオープニング終了直後から全解放できますが、回想は実際のゲームプレイで見れる順番通りに並んでいない点は注意しましょう。
感想:割高だが使い勝手は良いゲーム
プレイ時間30~60分の短編抜きゲーですが、実用性は高い部類と言えます。
身体は即堕ち状態なのですがエッチに対する抵抗感は見せるので「快楽に逆らえず自分から求めていく」ようになる変化が多少なりとも描かれていた点が良かったです。
序盤からストレートにエロさを表現していて、無駄を省いた使いやすい作品と言えます。
ただ難点が2つあり、1つはコスパ。
シナリオだけでなくエロシーンも短いのが問題で、一番短い上記画像のシーンはセリフが2往復したら終わります(極端な例ですが)。
もっとも通して遊ぶとエロシーンが次々と見れるので、1シーンの短さがテンポの良さにつながって作品全体としての満足感は十分でした。
しかし回想でエロシーンだけを見た場合はボリューム不足が特に目立つかもしれません。
もう1つはゲーム部分。
謎解きは簡単ですが面白みはないですし、エロさの演出にもほとんど関わっていません。
おまけに前のステージに戻らないと回収できないシーンがあるなど、中途半端なゲーム性が煩わしく感じる場面がありました。
前述したようにテンポ良くエロシーンを見れる点が作品の良さを高めているので、あまり意味のない要素で強みを消しているのはマイナス。
とはいえ謎解きによるテンポロスは軽度なものですし、作品全体で見たときのボリュームはそれほど気になりませんでした。
同人誌やマンガに近い使用感の作品ですが、ゲーム特有の没入感は得られるのでエロい雰囲気を手軽かつ深めに感じたい場面でおすすめ。