ゲーマー向け「博麗霊夢の妖怪退治大作戦!」感想と攻略

やりごたえと遊びやすさの両立を目指したローグライク

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       .

基本情報

作品名:博麗霊夢の妖怪退治大作戦!
サークル:第N本舗
発売日:2020年4月9日

ジャンル: ローグライク
ボイス:なし

タグ:

記事更新日:2020年6月19日

作品概要

サークル「第N本舗」が販売中の
ローグライクRPG。

最大の特徴は
「全てのエロシーンでアニメーションが採用されている」こと。

また、ローグライクRPGとしての完成度も高いです。
敵・装備・アイテムの種類が多彩で
変化に富み、飽きがきません。

操作やシステムに関しても、作者本人が
「あったらいいなと思う機能をすべて搭載した」
というだけあり、ほかのローグライクにはない
快適、ユーザー重視の仕上がり。

しかし「ユーザーにやさしい」
=「難易度が低い」、ではありません。

やりごたえのある難易度でもあり、
クリア後には高難易度ダンジョンも解放。
初心者から上級者まで遊べます。

ただ、体感的には
「経験者」がプレイする前提で、
初心者は取っつきにくいかも、という印象。

そこで、アイテムを3回ほど全ロストした
クソ雑魚なめくじの私が、
初心者も迷わずプレイできるよう
解説と攻略情報についても記載していきます。

フローチャート

まず、ゲームの全体像です。

オープニング。
魔理沙が「妖怪が出た」と騒ぎます。

妖怪が現れたという洞窟へ。
探索しても得るものは何も無し。
看板だけ読んで、さっさと下へ潜りましょう。

ボスにレベルドレインされるイベント

しばらく洞窟内の探索が続きます。
この洞窟はチュートリアルのようなもので、
モンスターハウスや強い敵とは遭遇しません。
一定階層進むごとに
拠点となる安全地帯が出現します。

一度、洞窟から脱出します。
ここまでがチュートリアルのようなもの。
ここから「ボス触手」を倒すことを目的に
自由行動となります。

「ボス触手」を倒すとエンディングです。
EXダンジョンと、一部要素が解放されます。

システム

画面説明

Lv

ダンジョンに潜るごとにリセットされます。
そのため、ストーリーのクリアには「装備の強化」が重要です。

HP

0になるとエロシーン。
ストーリーダンジョンでは、
HPが0になっても拠点に戻されたり、
アイテムをロストしません。

霊力

ある程度ストーリーが進むと、
歩くごとに消費。0になると、
代わりにHPが減っていきます。
解呪や消耗した装備の回復にも使用。

点符

いわゆるお金。
リタイア、ゲームオーバーすると失われますが、
敵に負けるだけなら失われません。

特技/作戦

基本的にデフォルト設定で問題ないです。
よく使うのは【技】コマンドです。

治癒の霊符
霊力を消費してHPを全回復します。
HPは自然回復するので、緊急時の回復手段。

巫女の勘
直線上の敵を解析します。
初めて見る敵はとりあえず調べましょう。

復活の霊符
防具は敵の攻撃や罠により損耗し、
防御力が下がります。
「復活の霊符」は損耗を元通りにしますが、
霊力消費が大きいため頻繁には使えません。

解呪
「呪い」は装備を外せない状態です。
武器や装飾品は大した影響はありませんが、
防具が呪われると「触手服」になります。
ターン無視でダメージが入り続ける
凶悪な状態異常なので、
防具が呪われたらすぐに解呪しましょう。

抵抗をやめる
HPが1になります。

紺珠の薬
本作固有の要素。
操作をひとつ戻すことができます。
「うっかりミス」を取り消せます。

エロ要素

口元の濡れた感じが総じてエロかった


HPが尽きると、敗北相手に応じた
エロシーンが発生します。
なんと全衣装パターンに対応。
シチュエーションは
触手の乳首責め、壁尻、ゴブリンの輪姦、
睡眠姦、サキュバスのアナル責めなど。

Sキーでスキップするまでループし続け、
絶頂前と絶頂後では反応が変化するようになっています
(吹き出しが出ているとスキップできません)。

立ち絵のエロとしては
「服を脱がされる」
「触手服にされる」、
くらいで、メインはあくまで敗北イベントです。
もっとも、触手服はなかなかにエロいですが。

ガッツリ犯されるものの、
何度もやり直せる仕様上、
ノリは軽め。
重いのが苦手な人は安心です。

触手服
性経験
思い出

また、エロい目にあうと性経験がカウント。
中出しされると妊娠することがあり、
歩いているうちに出産イベントが起こります。
しかし、残念ながらボテ腹にはなりません。

性経験は各項目1000、2000に達すると
エロシーンで身体の状態が変化します。
(立ち絵には反映されません)
従順度などはセリフに影響します。
元には戻せないので注意。

閲覧したエロシーンは「思い出」という形で
10000個まで保存されます。
ただ、回想が無いためエロシーンを見るには
自力で探しに行く必要があります。

本作の特徴1:全編動くエロシーン

本作の目玉、全シーンが動きます。

イベント数56に対して基本絵20枚なので、
構図や表情が同じようなイベントも。
しかし、うまく使い分けているので
シチュエーションは豊富です。

効果音はありますがBGMやボイスはなく、
テキストもなし。
代わりに、吹き出しとアニメーションによる
視覚情報に特化したシーンとなっており、
ストレートなエロさを感じさせます。

また、ダメージやトラップでも乳揺れするので、
真面目にプレイしているときも
ちょっとした楽しみを与えてくれます。

クリック/タップで再生

本作の特徴2:徹底した遊びやすさ

個人的に便利だったのが
「通路のオートダッシュ」。
通路に入ってダッシュすると、
自動で進んでくれます。

分岐のある複雑なマップでは機能しませんが、
長い通路を往復することになっても快適。

ほかにも
「HPが0でもアイテムを失わない」
「帰還アイテムが販売されてる」
「長めのチュートリアル」
「細やかな設定、ショートカット」
「1手戻せるシステム」

など、遊びやすさへの配慮はかなりのもの。

初めて入手する種類のアイテムは説明してくれる。

ただ、ローグライク特有の複雑さは残っているので、
「初心者向け」とは意味が違う点は注意。

感想:ローグライクをがっつり楽しみたい人向け

とにかく「遊びやすさ」に力を入れており、
ローグライクとしては
比較的遊びやすいです。

ローグライクRPGとしての
完成度も非常に高く、
敵やアイテムの種類が豊富です。
それらを上手に使いこなして
難局を乗り切る楽しさは
十分味わえるでしょう。

クリア後もダンジョンが解放され、
やり込み要素も十分。

一方で、チュートリアルが終わると
途端に与えられる情報が減ります。

操作やゲームの作りこみは良いですが、
ストーリーやゲームの進め方については
もっとアドバイスが欲しかったです。

そして、エロシーン。

基本的には期待以上。
乳首責めが割と多くて嬉しかった。
イベントシーンはシンプルで
「ガツン」とくるエロさ。
クセが少ないので、
イラストが気になるなら
十分検討の価値はあります。

エロは簡単に見れるよう配慮されてるので
「難しくてイベントが見れない!」と
困る心配もなし。
下層の敵も、ネズミ男のいるダンジョンで
手間なく遭遇できます。

ただし「シーン全開放」
のようなものがないので、
衣装や身体の差分も含めると
全シーン見るのは無理。

自由な組み合わせで
エロシーンを見れないのは
残念に感じます。

かなり犯られまくったので、おそらくエンディングはNo.5まで。


あとは、せっかく開発度で
身体が変化するので、
変化したことがもう少し
わかりやすければ、と思いました。

とはいえ、肝心な「ゲーム」と「エロ」は
しっかり作られ、どちらも満足できる内容。
ただ、難易度高めで時間がかかる印象を受けたので
「しっかりローグライクを遊べる人」
におすすめです。

「遊んでいるうちにイベントたくさん見れた」
くらいが一番健全だと思います。

「それなりのプレイスキルがある人」
「ローグライクが好きな人」
「時間をかけて遊べる人」
であれば、おまけダンジョンや
多数のエロシーンを十分に遊び切れるでしょう。

逆に「難しいからエロだけ見に行く」
となると、きっと面白くないです。
初心者は余裕があるときに遊びましょう。

3行でまとめ

豊富なエロシーンとアニメーション

ユーザーに配慮したシステムの数々

がっつり遊べるローグライク!

サークルリンク

初心者向け攻略

地上に戻ってから、
「ボス触手」退治までの簡単な攻略。
多少ネタバレも含むので、
初見で挑みたい人は見ないことをおすすめします。

また、攻略に関しては
コチラのブログがかなり詳しく、
かなり参考にしました。
内容もいくらか重複しますが、
あわせて読むとより確実です。

目的と準備

地上に戻ったあとの目的と準備は、
以下の通り。

目的
31階層にいる「ボス触手」の退治

やること
・装備の強化
・キーアイテムの確保

つまりダンジョンに潜り、
アイテムを持ち帰ることを繰り返します。

クリア前に挑めるダンジョンは3つありますが、
メインダンジョン以外に挑むメリットを
感じられませんでした。
負けて撤退するリスクの方が大きいです。

なので、HPと霊力が同時に尽きなければ
何度でもやり直せる
「メインダンジョン」に挑み続けます。

準備

必須アイテムは
「持ち帰りの秘薬」

これのみ。
これさえあれば、詰んでリタイアせずに済みます。
境内奥にいる商人から買えます。
これが無くて大部屋から抜け出せず、
何回か全ロストしました。

装備の強化

合成

21階層以降は厄介な敵ばかりなので、「妖怪の~」より「守りの~」がいいかも。


アイテムを持ち帰ったら
武器同士、防具同士を「合成」し、
特性を付けます。

「メイン」はそのままに、
「サブ」の効果だけが付与されます。

マイナス効果も付いてしまうため、
合成する装備はよく選びましょう。
(回数で壊れる武器をサブで合成すると
壊れるようになる、など)

ちなみに、リボンやメガネは
合成できません。

強化

基礎攻撃力が高いものをベースすると手間が省けます。ちなみにこれはやり過ぎ。

武器防具は
「たたらの秘薬」
「守りの秘薬」
で強化できます。

ただし、防具は強化しても
攻撃を受けるとマイナスになり、
修理では0以上に戻せません。

「おまじない」を使うと回復すると思いますが、
メインダンジョンでは
「おまじない」が使える
安全地帯がありません。

なので、ストーリークリアだけなら
防具強化は考えなくても大丈夫です。

ちなみに、防具の見た目は
クリア後自由に変更できるようになるので、
あまり気にしなくて大丈夫です。

キーアイテムの確保

ボスに必要なアイテムは
「封印の秘薬」。
ボスの「触手召喚」を封じます。
このアイテム抜きで勝つのは至難です。

ボスは陰陽玉が効かないので、
お茶か秘薬で封印する必要があります。
「封印できればいいんじゃろ?」と
「封印陰陽玉」で挑むと
死にます(実体験)。

また、「結界の秘薬」もあると便利。
攻撃されない安全地帯をつくり、
一方的に殴れます。

ボスまで辿り着けるだけの装備と
この2つがあれば、
わりと余裕で勝てます。

その他便利アイテム

点符を70000点預けるともらえる
「成長リボン」はかなり便利です。
ボス攻略には不要ですが、
探索は楽になるので狙ってみましょう。

また、21階層以降は
厄介な敵が増えるので、
対策が必要になります。

・グラサン
「邪眼」という敵の
「向いた方向に歩けない」
状態異常を防ぎます。
モンスターハウスにコイツがいると、
脱出はほぼ不可能(実体験)。
境内の商人から買えます。

・レーザー術符
貫通遠距離攻撃アイテム。
通路に逃げて敵を引き込みつつ使うと便利。
ただし、壁抜けしてくる敵を
処理できないとうまく使えません。

・剥ぎ取り防止のリボン
脱衣攻撃を防ぐ。
服を消滅させる敵がいるので、
せっかく強化した防具を失わないように。
(強化した防具が消滅するかは未確認)

・保存瓶
1回の探索でいっぱい持ち帰れる。
戦闘中も出し入れ可能で、緊急時も使える。

・やり直しの秘薬
階層開始時に戻る。
おもに「やらかした」とき用にオススメ。

その他注意点

このゲームはオートセーブなので、
ミスしても操作は取り消せません。

万が一強化した装備を失っても
リセットできないのです。

しかし、慌ててはいけません。
「紺珠の薬」で戻せませんか?
「やり直しの秘薬」はありませんか?
無い場合は諦めます(実体験)。

もしもに備え、ダンジョンに入る前は
2スロットにセーブしましょう。
また、装備を失ったときのために
新しく合成できる準備もしておけるといいです。

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